デートというと、主に男子が中心となってプランを練ってくれることも多いかもしれませんが、男子も、デートを「リード」するのはいいけれど、丸投げされることはあまり嬉しくないようです。
1.一味違う「お任せします!」
「自分の彼女は、基本レストランとか決めるのは俺にお任せだけど、唯一、『これが食べたい!』みたいにメニューの希望だけは言ってくれるので、彼女を喜ばせようって気持ちで頑張れる」(大学生/21才)
一切希望を言わないのと、最終的なお店選びはお任せしつつも、自分の希望を伝えることとは断然違うとの意見が圧倒的に多かったです。
これだけでも、その女子が「自分の意見」を持っているのかどうかというところで違いが出ますよね。人って、自分の意見がないのは「どうでもいい」って感じているときだけ。
なので、「お任せします」というときにも、「決めてほしいはほしいけど、ちゃんと意見はあるんですよー」というのがわかる形で任せてあげると違ってきます。
2.「ここ寄りたいな」
「どんなに些細なのでもいいので、『ここ行きたい』というのがあれば、一緒にデートを作ってる感があると思う」(公務員/23才)
プランを決めたのが相手の男子でも、一緒に街を歩いている中で、ふと目に入ったお店に一緒に行こうと誘ってみたりなど、そういったアドリブというか、自分なりのアレンジが加われば、それは1と一緒で、ふたりで一緒にデートを作ったということになりますね。
もちろん、男子が確実に興味を持てないようなところじゃなく、ふたりで楽しめそうな、ペットショップ、本屋、ゲームセンター、デパートなど、「デートとして」行きたいところである必要はありますよね。
3.せめて笑っておけばオッケー
「まあ最悪、その子が自分と一緒にいるときにたくさん笑ってくれさえすればいいよ。それだけで報われる男子は多いと思う」(出版/24才)
男子は、自分といるおかげで女子がたくさん笑ってくれることが本当に好きですよね。デートプランに絡んだり、具体的なアクションを起こすことはしないでも、こうして一緒に過ごす時間をめいっぱい楽しんであげるだけでも、それはそれで十分なのかもしれません。
4.一言だけでも
「デートの中身も大事だけど、自分はわりと、それよりも、デートの前と後の相手の感じを気にするかもしれない。「会いたい」って言ってくれたり、逆に、デート後に『ありがとう!』と言ってもらえれば、十分ふたりで作ったデートかな、と」(システム開発/22才)
「会いたい」と声をあげるのがあなたなら、例えどれだけ中身は相手に任せきりでも、「俺ばっかり頑張ってデート作ってる」なんて思われないし、デート後に「楽しかった」と伝えてあげれば、男子は「デートはうまくいったんだな」と思えますね。
「はじめが肝心」とか「終わりよければ……」とかいいますが、それだけ、物事では中身だけじゃなく、そのきっかけと終わりという前後の「フタ」がしっかりしていることも大きく印象を左右するということです。
おわりに
彼がデートを考えてくれるのにやる気なら、基本はお任せしてもいいんだと思います。でも、そんなときでも男子は「本当に、『俺得』になっちゃってないかな?
相手も楽しんでるかな?」と少なからず不安になっていることがあるはずですので、どんな形でもいいのであなたもデートにコミットして、ふたりで一緒にデートしてるんだということをお互いに実感できるようにはしていきたいですね。(遣水あかり/ライター)