1.〇〇をしてくれたから愛されてる
「誕生日に○円もするプレゼントをくれた」から、「こんなデートに連れてきてくれた」から、のように「彼がコレをしてくれたから私愛されてるんだ」っていう、相手の「してくれたこと」で愛を測るのはちょっと危険です。
その考えがエスカレートすると、「私のこと愛してるならこれくらいはしてくれるはず」とか「○○をしてくれないなんて、私もう愛されてないんだ」とか、だんだん「してほしい」っていう欲求や「してくれない」っていう不満を溜め込むことに繋がっていってしまいます。
それよりも、「彼にお弁当作ってあげたいな」とか「もうすぐバレンタインだし、プレゼントにチョコ作ろうかな」とか、相手に「してあげたい」っていう気持ちを大切に。
何かしてあげたくなるのは、それだけ彼が魅力的だから、あなたが彼のことが好きだからだし、そのことで自分も幸せな気持ちになれるからですよね。
そういう気持ちから出た行動は、必ず相手に伝わるし、相手からも返ってくるもの。
始めから「してもらうこと」を期待したり、基準にしちゃわないように気をつけましょう。
2.付き合い始めはこうだった
付き合って時間がたつと、彼が「付き合い始めの頃と比べて変わった」って感じる女性が多いんだけど、それをマイナスに捉えず、プラスに思えるところに目を向けましょう。
オシャレなレストランでの食事ばかりじゃなく、たまには二人で気兼ねなくカップラーメンを食べられるような関係って素敵じゃない?それって、飾らない自分での付き合いができるようになった、ってこと。付き合いが長くなって、関係性が深まってくれば変化が生まれるのは当然のこと。彼だけじゃなく、あなたも変わったところが必ずあるはずです。
「いつもお化粧バッチリだったけど、ようやくスッピンを見せられるようになった」とか、「彼の隣だとドキドキしちゃって寝れなかったのがぐっすり寝られるようになった」とか、そういう些細なことでも「出来なかったことが出来るようになる」のって素敵なことですよね。くれぐれも「安定」を「マンネリ」と勘違いしないように、要注意ですよ!
3.評価は加点方式で
彼のことを知っていく中で、「この人こんな素敵なところがあったんだ」って知れるのって嬉しいですよね。
例えば手料理を作るのでも、何度も作っていたらたまには失敗もありますよね。
そこにダメ出しされたとき、「料理に文句を言われるようになった」って減点で考えるんじゃなく、「本音で言ってくれるようになった」とか「私の料理の上達を後押ししてくれてる」、って、加点で考えてみて。彼だって、あなたをイビリたくて料理に文句言ったりするわけじゃないんだから、次へのステップだと思って加点方式で見てみましょう。
4.耳年増にならないで
「好きな人とこんなデートがしたいな」とか、理想のお付き合い像ってあると思うんだけど、理想を描きすぎるのも考えもの。
「付き合ったらこういうことをするもの」「カップルなんだからこういうことしなくちゃ」みたいに縛られちゃうと、逆にあなたと彼、二人の空気感を大事にできなくなっちゃいますよ。
人は押し付けられると、素直に受け入れづらいもの。「女の子なんだからこうしなさい!」とか頭ごなしに言われたら嫌ですよね?それと同じで、彼にも「こういう付き合いがしたい!」って押し付けすぎるのは危険です。テレビや雑誌にあふれているカップル像に無理矢理なろうとしたりせず、「私たちは私たち」っていう二人の幸せの形を楽しんでください。
吉井奈々からの愛ある毒のメッセージ
いかがでしょうか。「昔はああだった」とか「他のカップルはこうしてる」とか、比べてばかりいても何も良いことはありません。
むしろ、そんなことばかり求めていて彼に「じゃあそういうことしてくれる相手と付き合えば?」なんて愛想をつかされたらおしまいですよね。
幸せの形は十人十色。カップルの形も人それぞれでいいんです。
自分たちの幸せの形を見失わないように気を付けてくださいね。
(吉井奈々/ハウコレ)