せっかく作ってあげるあなたの手料理。
1.肉じゃが
「たしかに肉じゃがは煮物だし、それなりに難しいとは思うから、美味しくできてたらすごいのだとは思うけど、俺の中ではおかずとしては二流。あんまりご飯進まなくない? あれ。芋だしほとんど」(大学生/23才)
「ご飯が進むおかず」を期待してるんでしょうね、彼女が手料理を作ってくれるってなったときには男子は。
その点からすると、ジャンクさ(味の濃さに任せてひたすらご飯との相性を追求したおかず)が全くない肉じゃがなどの和食な一品は、ガツガツいきたい男子からすると少し物足りないところがあるのかもしれませんね。
2.オムライス
「あの、オムライスって、バランス悪くないですか? 卵とご飯とのケチャップだけだし、ケチャップドバドバだし。せっかく女子に手料理をって思うと、普段の野菜不足とかを解消できたらなって気持ちがあるので」(美容師/25才)
オムライスは、中身のライスを相当頑張って具沢山にしない限りは、たしかにかなり偏った料理ですよね。卵だって、いくらこだわってフワトロにしたところで卵。
オムライスを作るときには、付け合わせのサラダなんかも忘れずに。
3.なんか小っちぇえヤツ
「高級レストランなんかで出てきそうな、一口でペロッとなくなりそうなほどの少量のメシ。『こんなに楽しみにドキドキしながら待ったのに、これかいっ!』てツッコミが止まらない」(カメラマン/26才)
ここで挙がったのが、カルパッチョなど、おかずとサラダの中間ぽいところにあるおかず達。
作る方が気合を入れてくれたのは十分に伝わるけれど、普段食べなれないから、どんな風にご飯と食べればいいかわかんない、てか絶対に満腹にならない……。
そんなふうに思ってしまうのだそうです。
バカ舌で、とにかく白米をいかにかっこむかしか考えてない男子にとって、手間が凝縮された小さい料理は響きにくいのかも。
4.魚の煮物
「知ってるよ。ブリ大根とかそういうのが、味付けとか大変なのは。でも、男子としては、彼女が手料理作ってくれるってなったら、やっぱり、ボリュームがある肉料理をついつい期待してしまうわけ!」(大学生/19才)
ここぞというときには、やっぱり「難しさ」よりも、「わかりやすく美味しい」ってのがかなり重要ですよね。生姜焼きでもいいし、なんならステーキだっていいわけです。
そんなに、「試されてる」って思わず、一緒においしく食べれるものでいいんですよね。
もちろん、毎日料理したりとかするなら、日々のバランスを考えてたまにはこういうのはいいと思うけど、たまの手料理がこれってのは、がっかりする男子は多いのかも。
おわりに
私なら「何食べたい?」と聞いてしまいますね。「作ってあげたいもの」と「食べたいもの」が一致するとは限りませんから。
わかりやすく、男子が食べたがるもの、後は適当にサラダとかポイッておいとけば「おー、ボリューミーかつヘルシー!」って感動してくれますからね。(遣水あかり/ライター)
(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)