「元カノとはさー……」こんな感じで、急に元カノの話をしてきて(もちろんあなたは何も聞いてないのに)「ど、どういうつもり?」なんて気分にさせられた経験がある人は少なくないはず。
1.嫉妬させたい
「彼女にやきもちを焼かせたいからでは? 自分はあまりそういう話をするタイプではないけど、理由もなくわざわざするんだとしたら、そういう理由しか思いつかないけどな」(大学生/19才)
ここまであまり正直に答えてくれる人は多くはありませんでしたが、これが圧倒的に多数であろうとは予想はしてました。これから他にも3つ紹介していきますが、まずほとんどの場合がこの理由なんで、「ああ、不安なんだな。かわいいな」と温かく受け止めてあげましょう。
2.経験をアピりたい
「自分には、いろんな恋愛経験があるんだぞってのをアピールして、舐められないようにというか、下に見られないようにっていう面もあるんじゃない? 彼女がそこそこモテる人だったりする場合とかね」(ウェブ系/23才)
なるほど。「こんなところ来たのはじめてー!」とかわいく興奮するより、「ここ来たことあるわ、元カノと」とキザに決めた方がいいと思ってるってことですね。 いろいろと間違ってる気はしますが、「俺はお前より経験豊富なんだぜ。
いろいろ大人の世界を知ってるんだぜ」アピールのために元カノとのエピソードを登場させるというのはありうる話です。男子らしい。
3.頑張ってほしい
「元カノだったら、こういうふうにしてくれてたんだけどなーみたいな、そういう比較を語ってしまうことがある。よくないですよね」(公務員/25才)
これが一番よくないですね(笑)。これまでのは、気を引きたいとか、モテるんだぜアピとか、まだ全然かわいげがある方ですが、ここまでくると、無神経さに呆れてしまうほどです……。
ものには言い方ってものがあるでしょうにね。元カノのことなんて引き合いに出さなくても、いくらでもそのことを伝える方法なんて。
4.彼女がしてくるから
「彼女の方が、そういう話をためらわずにしてくるので、自分もつい、仕返しみたいなノリで……」(アパレル/25才)
彼女がどういうつもりでしてるのかはわかりませんが、もしも彼氏の気を引くためにしてるってんなら、相手のことを批判はできません。
が、やり返したってお互いが幸せな気持ちになるわけじゃないんだし、「ここは俺が堪えよう」と、大人な対応をとってくれたらいいんですけどね。仕返ししてるうちは、いつまで経っても彼女もまた言ってきそうだし。
おわりに
結局、ポジティブに評価できる動機はありませんでしたね。でも、「元カノに未練があるから」とかそういうものはなくて、むしろ、今の彼女の好きだからこそのセリフだということはわかりました。
「私のことが好きなのね、よしよし」と聞き流すか、「やめて」とピシャリと言うか、それとも、彼氏の成長を待つか、どうしましょうね。(遣水あかり/ライター)