長く付き合ってはいたものの、結婚することなく結局別れを迎えてしまう、そんな「長すぎた春」になってしまうというケースも、恋愛においてはよくあります。
1.「将来」について話したことがない
「ふたりで将来のことを考えたり、じっくりと話し合ったりすることがないままだったので、特に結婚っていう次のステップに行くこともなく終わっちゃった感じですね」(28歳/男性/営業)
「イマ」だけでなく、ふたりの将来について全く考えていかなければ、先に進めるはずもありません。
結婚について多少はふたりで話し合ったり、未来の設計図を描けたりしないと、なかなかゴールインまではたどり着けないかも。
結婚の話ばかりをすると、急かされているような気分になって男性は嫌気がさしてしまうかもしれませんが、全く何の話もしないままでいると、時間ばかりがどんどんと経っていってしまうでしょう。
2.マンネリを放置
「付き合いが長くなってくると、もはや愛情というよりも惰性だけで付き合っている感じかも。別に嫌いってわけじゃないけど」(30歳/男性/金融)
ダラダラと交際を続けてしまうと、だんだんと惰性や情だけで付き合うようにもなりがちそんなマンネリ。
状態に陥ってしまうと、とても結婚を考えるような雰囲気にはならないでしょう。
別に嫌いになったわけではないので別れを考えたりはしないし、でもかといって、先に進むわけでもない。
それでは間違いなく、「長すぎた春」になってしまうでしょう。
3.どちらにも「決断力」がない
「僕にも彼女にもあまり決断力がないので、特に結婚に向けて動き出したりもしないままですね。このまま時間だけがどんどん過ぎてしまう恐れはあります」(29歳/男性/WEBデザイナー)
彼氏かあなたのどちらかに決断力や行動力があれば、具体的に結婚について話を進めることもできるでしょう。
でも、どちらにもそれがない場合は、なかなか思いきった動きを取れたりもしません。一度真剣に話し合う時間を持って、自分の思いをちゃんと伝えることをしないと、ずっとそのままの状態をキープし続けることになっちゃうかも。
4.長期間の「同棲」をしている
「長い間、同棲生活をしちゃうと、あえて結婚しなくてもいいかなって思いになってしまいます。別にこのままの状態を続ければいいだろうって感じですね」(27歳/男性/マスコミ)
同棲は結婚へのステップと考えられがちですが、必ずしもそうなるとは言えません。ダラダラと長い同棲生活を送ってしまったがために、結婚ができなくなるというケースも多々あります。
同棲をするのであれば、あらかじめ期間や目的などをふたりで話し合って決めてからスタートをするべき。そうじゃないと、ただ一緒に暮らすだけの同居人という関係性になってしまいかねませんよ。
おわりに
「長すぎた春」になってしまうと、その後のダメージも大きかったりします。ダラダラと付き合ってしまうと、お互いになかなか動き出せなくなったりもするので、多少は結婚も意識はしておくべきでしょう。 (山田周平/ライター)