月は約28日間で満ち欠けを繰り返していて、その月齢の一つひとつに意味があります。ここでは、28日間の月齢をルネーション占星術に従って8つの月宮にわけて、その時期にどう過ごすと幸運体質になれるのか、そしていい恋をつかむことができるのかについてお教えしましょう。
満ちていく月
●ニュームーン(新月~4日月まで)
ニュームーンは生まれたばかりの月。これから満ちていこうというパワーに満ち溢れています。そんなニュームーン期は、新しい事を始めるのにぴったりなとき。ずっとやりたいと思っていることがあるなら、思い切って始めてしまいましょう。恋愛面でも、この期間に新しく出会った人は恋人候補として有望。しっかりキープしておくべき。
●クレセントムーン(5日月~7日月)
クレセントムーンは三日月。ギリシャ神話の月の女神アルテミスが持つ三日月の矢のシンボルです。月の女神アルテミスは狩猟の女神ですが、恋人たちの守り神でもあります。アルテミスのバックアップがたっぷり受けられるこの期間は恋の告白をするのにいいとき。
あまり構えずに、自分の素直な気持ちを伝えるとすんなり受け取ってもらえそう。
●ファーストクォーター(8日月~11日月)
ファーストクォーターは上弦の月。まだ半分が闇に閉ざされていますが、もう半分は明るく輝いています。成長過程のこの月の期間は勉強や仕事を頑張りたいとき。さらにステップアップするために資格や免許をとるのも大賛成。恋愛面でも、友達から恋人へとステップアップさせるのにいいとき。思い切って素直な気持ちを伝えてみましょう。
●ギバウスムーン(12日月~15日月)
ギバウスムーンは13夜の月。これから欠けていく満月より、十三夜の月の方が美しいという人も多いのだそう。そんなこの月の期間は自分を磨くのにいいとき。ファッションセンスなど外見はもちろんのこと、感性を豊かにするなど中身にも磨きをかけましょう。恋愛面でも、これだけは誰にも負けないというところを作ると強力な恋の武器に。
欠けていく月
●フルムーン(16日月~19日月)
フルムーンは満月。月が一番美しく、また一番パワーが強いときです。この期間は実力以上と思うようなことにチャレンジすることをおすすめ。やってみたら案外簡単にできてしまう可能性も。恋愛面でも、手が届かないと思っていた素敵な恋をゲットできるとき。新月から育んできた恋は満月で成就する可能性大なのです。
●ディセミネイティングムーン(20日月~23日月)
ディセミネイティングは種まきという意味。今までは自分中心でしたが、これからは少し大きな視野をもって社会にも目をむけていきましょう。恋愛面でも、フルムーンで成就した恋はこれからそれをキープしていくほうが実は難しいのです。相手の社会的立場や家族などのことも考えてみてください。大人の恋へと移行しつつあるときといえます。
●サードクォーター(24日月~26日月)
サードクォーターは下弦の月。この時期は不要なものを処分するのにいいとき。部屋の中や、あなたの心の中のいらないものを処分すると頭がすっきり働くようになります。恋愛面では、くされ縁をたちきるのによいとき。実りのない恋をしているあなたは、この月の期間にきっぱり別れてしまいましょう。別れない限り新しい恋もこないでしょう。
●バルサミックムーン(27日月~30日月)
バルサミックムーンはあるかないかというぐらいのはかなげな月(右側がかけている逆さ三日月)。また新月へと戻って新しいことをはじめるための準備のときです。恋愛面でも新しい出会いを求めるための行動を始めたいとき。合コンやパーティの約束をとりつけるのも良し、友達に紹介を頼むのもいいでしょう。ただし、今は恋の気配だけ。
月を意識して暮らす
きょうが何日月なのかはインターネットなどで簡単に調べられますが、やはり、月の動きを常に意識するためには、月齢入りのカレンダーや手帳を用意することをおすすめします。夜空にうかぶ月をめでることも大事。月を意識して暮らすこと、それは幸運体質への第一歩です。
(小泉茉莉花/ハウコレ)