他人と自分を比較したところで幸せになれるわけではない、という言い方を、おそらく多くの人は聞いたことがあると思います。
■自分がなにをやっているときが幸せなのか
他人と自分をつい比較しちゃう人に対してよく言われるのは「自分はこう生きるという方針が心の中で定まると、比較することがなくなる」ということでしょう。
もう耳にタコができるほど、こういうことを聞かされている人もいると思います。
でも、若いというのは「どう生きるかという方針を決めている途中」ということですから、比較するなと言うほうがおかしいといえばおかしいものです。
ではどうすればいいのか?
たとえば、自分がなにをやっているときが幸せなのか、について、思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。
彼氏と一緒にいるときが幸せとか、趣味の時間が幸せとか……ざっくり言えばたとえばこういう答えを出す人もいると思います。
自分がやっていて幸せと思えることをずっとやり続けると、そのうち、他人と自分を比較する回数が少なくなってきます。
そんな比較をする時間があるのであれば、自分がやっていて幸せと思えることに時間を費やしたいと、ふつう人は考えるでしょうから。
■他人がエッチしたからといって、自分が気持ちよくなるわけではない
それでも、どうしても自分と他人を比較しちゃう人は……他人がエッチしたからといって、自分が気持ちよくなるわけではない、と、100回くらい唱えてみてはかがでしょうか。
これって、当たり前のことですよね。
でもその当たり前のことが、心底わかっていないから、つい他人と自分を比較しちゃうわけですよね?
だから、他人がエッチしたからといって、自分が気持ちよくなるわけではないと、100回くらい唱えてみえるといいです。
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幸せになる方法の根本って、おそらくいつの時代も同じで、自分にとって幸せとはどういうものなのか?ということが、具体的にイメージできないと幸せになりようがない、ということです。
なにをやっているときわたしは幸せなのか……20年くらい生きてきたら、なんとなくであってもイメージできると思います。
それが「エッチをしているとき」という、マジメな大人が眉をひそめるようなことであっても、別にかまわないと思います。40歳にも50歳にもなってもそれでは、ちょっといかがなものかと思いますが、若いうちは別にかまわないでしょう。
今日はわたしはなにをやると幸せに1日を過ごすことができるのか……明日は……というかんじで、少しずつ少しずつ、自分にとっての幸せのイメージを積み重ねていった先に、あなたならではのステキな幸せ恋愛が待っているのではないでしょうか。(ひとみしょう/ライター)
(新部宏美/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)