人に話すときには、「何を話すか」だけじゃなくて「どう話すか」もとても大切です。とくに、恋人の発言にはみんな敏感ですから、これはなおさら。
1.「おはよう」
「デートの最初の一言って大事だと思う。集合してすぐの『おはよう』でも、テンションが高ければ『俺と会えて嬉しいんだな!』っていうのが伝わるし、逆にテンションが低いと、『あんまり乗り気じゃないのかな』みたいに思うもんね」(大学生/22歳)
デートの最初の相手の態度って、けっこうよく見てしまいますよね。すごく笑顔でテンション高めなあいさつから始まれば、「今日のデートは楽しくなりそう!」みたいに思えます。
逆に相手のテンションが低めだと、こっちのテンションまで下がっちゃいます。緊張のせいで、テンション低めなあいさつになっちゃわないように気をつけてね!
2.「何でもいいよー」
「『何食べる?』とか『どこ行きたい?』とか聞いたときの『何でもいいよ』ってセリフ。これは言い方がかなり大事だと思います」(大学生/20歳)
これを使うこと自体は悪いことじゃありません。けど、そのときにちゃんと「何でもいいよ。
一緒にいられるだけで嬉しいから」という気持ちをしっかりと込めて言ってあげないと、「別に興味ないし」みたいに聞こえてしまうので注意しましょうね。
3.「好き」
「『好きだよ』のセリフも言い方かなり大事だと思うよ。こういうのって、テキトーに言ってるのか心から言ってるのかすぐにわかるもん」(公務員/25歳)
人に「好き」って言うとき、友達感覚で言うときもあれば、異性としての意味で言うときもあります。それくらい「好き」には幅があるわけです。
きちんとLIKEじゃなくてLOVEの意味に聞こえるように、気持ちを込めて言いましょうね。言うときにきちんと目を見ていうとか、態度も大切だと思いますよ。
4.「気持ちいい」
「セックスしてるとき、男子は彼女のセリフには相当敏感になってると思う。
感じてたら、普通に冷静な言い方はできないはずだから、もしもノーマルなトーンだったら『俺に気を遣って言ってくれてるだけなのかな……』とか思ってしまうはず」(営業/24歳)
エッチのときの発言が、一番言い方に気をつけなくちゃいけないものかもしれませんね。この男子の言うとおり、感じてるならそれなりに呼吸が乱れたり、声が上ずったりしちゃうはずですので。
5.「じゃあね」
「デートの最後でバイバイするときも、寂しいって気持ちを込めて『またね』って言ってほしい。そっけなく普通に『じゃねー』みたいに言われると、『離れるのが寂しいのは俺だけかな……』って感じるから」(フリーター/26歳)
1で最初のあいさつが大事ってことは話しましたけど、これと同じくらい最後のあいさつも大事ですね。
最初と最後にカレに対する愛情をしっかりと伝えて、デート全体をカレへの愛でピタッとサンドイッチしてあげましょう。
そうすれば、カレが後でデートのことを思い出したとき「楽しかったなぁ」と思えるでしょうから。
おわりに
どうでしたか?気持ちを伝えるって、すごく難しいことです。目には見えないものを伝えるわけですから、テキトーな言い方じゃ、本当の気持ちが伝わらないだけじゃなくて、間違った風に聞こえちゃう可能性だって十分にあります。
みなさんも、カレと何気ない会話をするときにも、ほんの少しでいいので「言い方」を意識してみてくださいね。(遣水あかり/ライター)