初対面だとなかなか共通点を見つけることに苦労し、会話があまり続かない、なんてこともありますよね。気を遣いすぎて疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時は初対面でも不思議と会話が続く、オープンクエスチョンのテクニックを取り入れてみてくださいね。
オープンクエスチョンってなに?
オープンクエスチョンとは「はい」「いいえ」などの選択肢がある回答ではなく、相手が自由に発言できる質問をいいます。具体的には「5W1H」方式。「When:いつ、Where:どこで、Who:誰、What:何、Why:なぜ、How:どうやって」の6つの疑問符を使って質問することです。
相手の考えを具体的に知ることで、会話が広がります。会話はキャッチボールと言われているので、コミュニケーションをはずませるためにも、オープンクエスチョンを使いこなしてみてください。
オープンクエスチョンの具体例
オープンクエスチョンにはさまざまなメリットがあります。それを踏まえた上で、会話に取り入れてみましょう。
メリット
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多くの情報を得られる
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会話が発展しやすい
具体例
Q「休日は何して過ごしていますか?」
A「休日は趣味のゴルフをしています」
Q「ゴルフですか!!初心者でもできますか?」
A「できますよ!打ちっぱなしから初めるのはどうですか?」
Q「そうですね!もしよろしければ教えてもらえませんか?」
A「いいですよ!いつでも大丈夫です」
Q「今度の土曜日か日曜日で空いている日ありますか?」
A「土曜日なら空いています」
もし、相手の趣味に興味がなければ食事の話や、将来の夢などについて質問を変えてもいいかもしれません。まずは必要な情報を集めて、会話を広げていきましょう。
オープンクエスチョンのデメリット
オープンクエスチョンにはいい面だけでなく、デメリットもあります。
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質問に答えるまで時間がかかる
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思いがけない返答に戸惑ってしまう
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信頼関係が必要なときもある
質問される内容が分かっていれば、相手はポンポン返答してくれますが、そうはいきませんよね。そのため、返答までに時間がかかってしまうこともありますが、焦らず考える時間を十分に与えてくださいね。
また、思いがけない返答が返ってくることも考えられます。まずは相手の発言に対して受け止め、分からないことなどは質問してみてください。質問によっては、信頼していない相手には話せない内容の場合「別に」「特にないかな」などの答えが返ってくると、会話がそれ以上発展しないことも考えられます。
まずは相手との信頼関係を築くためにも、フランクな質問から始めてみてくださいね。会話が乗ってきたら聞きたいことを聞いちゃいましょう。
(tateyoshi216/ライター)
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