陰陽五行は2つの考え方と5つのエレメントで説明されます。「陰・陽」は、女性(陰)と男性(陽)がそうであるように、お互いを支え合っている存在です。このバランスがものごとの調和を保つものとするのが「陰・陽」の考え方です。
夏生まれ(5月6日~7月20日)の人の華麗な性格…火「礼儀と明朗さ」
いつも明るく周囲を照らす太陽のようなあなたですが、その反面、落ち込んだ時の陰りやネガティブさもかなりのもの。
あっけらかんとしているように見えますが、実は恋愛でのトラブルがあると夜も寝られないことが続いてしまうほど神経過敏な面も持っています。
いったん負の連鎖にハマりこんでしまうと、自分ひとりでクヨクヨと思い悩んでしまい、あなた本来の輝くような魅力にも曇りが。自分なんて…と思い込んで、恋を自ら遠ざけないように気をつけましょう。
夏生まれ(5月6日~7月20日)の人に必要な麗しエッセンス…金「冷静な判断力」
あなたは一度落ち込むと、なかなかそこから這い上がるのが難しいタイプ。その結果、呼吸器系や大腸に問題が出ることもしばしば。皮膚や髪の毛のトラブルも起こりがちです。
彼とのデートなどハレの日には、いつもピカピカと魅力を放つあなたでいられるように、腸を鍛える食事がオススメです。そこで今回は金のエネルギーを取り込み、肺・大腸を強める食べ物で精神を安定させるレシピをご紹介致します。
夏生まれ(5月6日~7月20日)の人の華麗になれる美レシピ
メイン材料…綺麗になる「れんこん」
れんこんとさつまいものかき揚げうどん
・材料(2人分)
れんこん、さつま芋…各50g
茹でうどん…2玉
薄力粉…50cc
A卵…1個
水…35cc
Bだし汁…400cc
薄口醤油、みりん…各大2
塩…少々
・作り方
1.れんこんは皮を剥いて棒切りにし、水に3分ほど浸して灰汁をとる。
2.さつま芋は皮付きのまま棒切りにし、水に白く濁らなくなるまで浸す。
3.ボウルに1、2、Aを加えて、薄力粉をさっくりと混ぜる。
4.160度の揚げ油でからりと揚げる。
5.器に茹で上げたうどんと温めたBを注ぎ、上に3をのせる。
華麗になれる美レシピがもたらす効果
この美レシピを、不足しがちな「金のエネルギー」を高めたい時に食してみて下さい。
「金」のエネルギーが不足しやすい症状を緩和する食材としては、鶏肉、手羽先、鴨肉などの淡白な肉類、くらげやなまこなどの魚介類に、白菜、ほうれん草、しゅんぎく、長ネギ、玉ねぎなどの野菜類、その他豆腐、納豆、くるみ、梨、りんご、柿などが効果的。
弱い金のエネルギーを高めるには、発散させる辛味のあるものを食する事がポイント。気をめぐらせ、血行を整えることで美しくなれるはず。あなたの持つ存在感が発揮され、真っ直ぐに恋愛に向かっていけるでしょう。
おわりに
中国古来の文献には、食べ物の持つ属性が陰陽五行の観点から人体に与える影響について書かれています。薬膳料理などが「身体で弱い部分は、食べて補う」という発想なのと同じということですね。
易学研究で有名な陳怡魁(ちんいかい)先生もこの点に注目し、色の重要性を説いているとされます。自分の持つ性質から、自分に必要な栄養を取り入れる、この「開運レシピ」。どうぞ日々の食生活の中に取り入れてみて下さいね。(脇田尚揮/ライター・料理研究家HITOMI/ライター)