手相とは、手のひらに入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解く占いのことです。手のひらだけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。
1.火星線の先端に不規則で多数の線がある
この手相の人は、次々と恋愛トラブルに巻き込まれる可能性があると言えます。火星線の先端近くに、不揃いな線が多数出ている手相は、恋愛トラブルが絶えないことを意味しています。
異性にモテるというタイプではないのですが、人がよくて気が弱いので、誘われると断れなかったり、優柔不断な態度をとったりして三角関係や不倫になる恐れが。その繰り返しで、トラブルに巻き込まれる可能性があるので注意して。
2.性愛線がくっきりとカーブを描く
この手相の人は、性機能の低下や性感染症の心配をあらわしています。中指の付け根から親指の付け根にかけて、針金を曲げたように刻まれた性愛線は、性機能の低下をあらわしています。
くっきり鮮やかに出ている場合は、セックスに関する病気にかかっていることを意味し、具体的にはクラミジアなどの性感染症が疑われます。早いうちに検査等を受けるとともに、遊び過ぎには注意しましょう。
3.性愛線が切れ切れで連なっている
この手相の人は、セックス依存でコントロールが必要かもしれません。切れ切れの短い線が連なり、性愛線を形成している手相は、セックス依存症になっている可能性があります。
また、マスターベーションのしすぎの可能性もあるでしょう。もしも10代の若い人にこの手相を見つけたら、心身の発達や学業に影響を及ぼす可能性があるので、生活を改善するか早めの心のケアが大切かもしれません。
4.性愛線が弓型に立ち上がり線で囲まれた「島」がある
この手相の人は、異性の誘惑に引っかかりやすいと言えるでしょう。くっきりと弓型にカーブを描き、下から立ち上がる性愛線に、線で囲まれた「島」がある場合は、異性からのアプローチに弱いと言えるでしょう。
女性の場合は、体目当ての男性が近づいてくることが多いかもしれません。
さらに知能線が鎖状の場合は、異性問題のトラブルが起こりやすいので気をつけて。なお、この線は、1本だけくっきりと刻まれることも、切れ切れにあらわれることもあります。
おわりに
手相は奥が深く、その歴史はおよそ3000年前から5000年前の古代インドという説が有力です。古代インドで始まった手相は、仏教とともに中国に伝わり、そこで易学(えきがく)を取り入れ発達し 平安時代の日本にもたらされました。
最近では、手のひらに吉相となるようなシワを書く開運法もあるようです。
しかし、いずれにせよ自分の人生が刻まれた線であることは確かと言えるでしょう。誰もが持つ手、あなたも自分の手の神秘を解読してみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/ライター)
()