手相とは、手のひらに入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解く占いのことです。手のひらだけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。
1.縦横の結婚線が格子状になる
この手相の人は、まだ運命の人と出会っていないと言われます。数本の結婚線が数本の縦線と交差して不規則な格子状になっている場合は、運命の人と出会っていないか、まだ結婚の時期ではないことを示しています。
この手相が出ている人は、プロポーズされても決心がつかず、すんなり受け入れることができないかもしれません。いずれ結婚の時期が来れば、格子は消えてなくなるでしょう。
2.結婚線がギザギザまたは鎖状になっている
この手相の人は、パートナーとの関係がギクシャクしている状況かもしれません。結婚線がノコギリの歯のようにギザギザの手相は、夫婦間の考え方の違いから不満がたまり、関係がギクシャクしているサインです。
少しクールダウンして相手に優しく接してみましょう。また、結婚線が鎖状になっているのも夫婦仲がうまくいっていないことのあらわれ。
この手相の人はどんな相手と結婚しても満足しない傾向にあるでしょう。
3.結婚線が横向きのYの字形
この手相の人は、障害を乗り越えた末に恋が結ばれる暗示があります。結婚線の起点が二つ有り、途中で合流して横向きのYの字形になっている結婚線は、最終的に好きな人と結ばれることを示しています。
この手相の人は、相思相愛でも親の反対にあってしまったり第三者から邪魔されるなど、なんらかの事情で一時は絶望的な状況に追い込まれるかもしれません。
しかし、様々な障害を乗り越えて、最後はハッピーエンドを迎えるでしょう。
4.結婚線が下にカーブし薬指の下部「太陽丘」で終わる
この手相の人は、パートナーの欠点で自分の運気を下げてしまう可能性が。下向きにカーブした結婚線の先端が薬指の下部・太陽丘で終わっているのは、パートナーに苦労させられる暗示が。
パートナーの欠点により経済状況が悪くなったり、介護に追われ疲れてしまったりと、大変な思いをするかもしれません。
この手相の人は、つねに相手に不満を抱いているのですが、すぐに離婚をするケースは少ないとされます。
おわりに
手相は奥が深く、その歴史はおよそ3000年前から5000年前の古代インドという説が有力です。古代インドで始まった手相は、仏教とともに中国に伝わり、そこで易学(えきがく)を取り入れ発達し 平安時代の日本にもたらされました。最近では、手のひらに吉相となるようなシワを書く開運法もあるようです。
しかし、いずれにせよ自分の人生が刻まれた線であることは確かと言えるでしょう。誰もが持つ手、あなたも自分の手の神秘を解読してみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/ライター)
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