1. 自分に自信がない
「三高の旦那さんとかって、浮気の匂いがぷんぷんするじゃないですか。男性は年をとってもその渋みと収入の安定を活かした第二次モテ期がくるから、結婚相手としては安心できないですね。」(29歳/販売)
確かに三高の男性は、若い女性からも人気が出ることはあるでしょう。確かに、ある程度の地位にある年上男性は、若い女性部下と浮気をするというのは想像しやすいですよね。でも、その「浮気しそうで安心できない」という言葉の裏には、三高の旦那さんに浮気をさせないだけの自信がないという意味も隠されているのでは?三低のひとつ、「低リスク」は、「浮気のリスクが低い」という意味でもあるのかも。
2.お手軽な幸せで満足しちゃう
「高収入じゃなくても、もっと他に幸せがあると思うんです。二人で節約しながら田舎暮らしとかって憧れちゃいます。」(22歳/学生)
お金が基盤となってこそ幸せが成り立つ!という経済面を重視する女性がいるかと思えば、まさにエコ生活で二人手を取って一生懸命生活するのが良いという女性もいます。四低の低燃費を求める背景には、一生懸命頑張ってお金を得るのではなく、お金がかからなくても小さな幸せを見つけたい心の現れでは?確かに、電車でぐったりしているサラリーマンの姿がかわいそうになることもありますね・・・
3.自分を納得させたい
「三高に出会う可能性、その人が自分を好きになる可能性、その人と結婚できる可能性が低すぎ。」(32歳/パート)
上を見たらキリがない。そんな思いから高い目標を掲げるのではなく、低い目標をおいてこれでいいんだと納得させたいという雰囲気があります。憧れないわけではないけど、いつまでも高い理想を追っていたら危ないんじゃないかという危機感から、今に納得するために求める理想を現実に寄せていったのではないでしょうか。
4.恋愛を頑張るのが恥ずかしい・めんどう
「すごくできる彼氏はいいと思うけど、一生過ごすのは疲れそう。」(24歳/編集)
「同じレベルを求められるのにはうんざり。」(29歳/営業)
四低に低姿勢が含まれていることからも、男性に上から目線で物を言われたくないという女性の思いがにじみでているように見えます。偉そうにされることへの嫌悪を感じる女性が増えてきたのでしょう。また、プライドが邪魔をして、恋愛に一生懸命になるのが恥ずかしいと感じるからこそ、できる男性を避ける傾向になったのかもしれません。
おわりに
結婚観は一概には言えません。でも理想を言うのはタダ!夢物語だと思っても、理想くらい失わずにいたいものです。でも、男性が聞くと引いてしまうので、あまり大きな声で言わないように。
(松宮詩織/ハウコレ)