よく「顔には生き方が刻まれる」と言われますが、これはまさにその通り。顔というのはその人のプロフィールを表しているものなのです。
吉相1、獅子鼻
これはさまざまな相の中でも最も大きな鼻の形とされます。鼻筋が低く鼻の頭と小鼻が、あたかもニンニクのように豊かな広がりを持っています。鼻筋は低くて平たいでしょう。
もしもライオンのような鼻の形に似ていれば、威厳とカリスマ性を備えた女豪傑の吉相でしょう。
年下の男性を姉さん女房のようにグイグイとリードしていくでしょう。ただし、鼻に傷などがあれば、財運にやや波があるとされます。
吉相2、虎の鼻
眉間から豊かに隆起して鼻の頭までが平らで整っていますが、鼻の穴があらわになっておらず、そこまで長くはないでしょう。
小鼻もやや小さく目立たずに、偏らず曲がらず鼻筋が太くて大きいのが特徴です。
対人関係が円満で、異性から評価されたり褒められたりする機会に恵まれるため、仕事上の上司から好意を持たれることが多いと言えます。
仕事も恋愛もバランスよくこなせる理想的な吉相と言えます。
凶相1、曲がる・偏る鼻
鼻が左右に偏ったり、曲がったり、陥没しているのは物事が滞る凶相とされます。特に鼻が曲がっているのは、野心を持っており計算高く、他の同性の恋人を略奪しようとするところがあります。
結果的に、周囲から批判されることになりますが、なかなか面の皮も厚く、平然としているでしょう。
あまりに行き過ぎると、どんどん孤独になっていき、協力者がいなくなってしまうので気をつけて。
凶相2、くちばしのように尖った鼻
鼻先がツンと上を向いている場合、孤高の相とされます。まるで鷹のくちばしのように内側に曲がっている場合は、友人や恋人とトラブルを起こしやすい凶相とされます。
このような相の鼻を持っている場合は、努めて他人を助けるようにすることで運が開けてくると言われています。
また、正面から見て鼻の穴が見えると、散財をする傾向が強いとされます。ホストなどに入れあげないよう節制をしましょう。
おわりに
相を見る場合には、人相だけでなく骨相、手相、足相などさまざまありますが、人相の良さは顔を見ただけでわかるという利便さにあります。
人相は主に、輪郭、目、鼻、口、眉の形や色つやでわかるものですが、これは顔の美醜を問うものではありません。
あくまでも人相上の善し悪しです。一つ一つで運が決まるわけではないので、顔全体のバランスを見ることも忘れずに。
顔はあなたの履歴書。是非大切にしてみて下さいね。(脇田尚揮/ライター)