手相とは、手のひらに入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解く占いのことです。手のひらだけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。
恋愛線①、恋に誠実で真面目なカタブツタイプ
感情線の先端が二股に分かれているのは、いわゆるカタブツな人と言えます。恋愛においてとても真面目な上に、告白するにも相手の様子を伺い慎重に取り組むでしょう。
なかなか恋愛モードにならない上に、付き合う気持ちのない相手とは気軽にデートを楽しもうという気持ちもないでしょう。交際する際も、結婚を前提として考えるタイプと言えます。この手相の持ち主は、浮気を絶対許さないので、浮ついた恋は慎んだほうが良いでしょう。
恋愛線②、気まぐれで恋が長続きしないタイプ
運命線と感情線が合流して中指へ向かう手相は、惚れっぽくて冷めやすい人と言えます。運命線のスタートが小指の真下の場所・月丘なら、よりこの傾向が強く出るでしょう。
異性の魅力を見つけるのが得意なので、あっという間に恋に落ちますが、冷めるのもかなり早いと言えるでしょう。
そのため、結婚をしてもパートナー以外の人を好きになることも。このタイプと付き合うにはどっしり構える覚悟が必要でしょう。
恋愛線③、恋愛にクールで遊び上手なタイプ
生命線の内側に、縦と横の細い影響線が多数出ているのは、いわゆる「遊び人」な人。複数の異性と上手く付き合っていけるプレイボーイ&ガールのタイプです。
ちなみに、感情線が中指の下で終わっている人も、情に流されずに割り切った交際をする人と言えます。恋愛よりもどちらかというと仕事が好きかもしれません。
この手相の相手を本気で好きになると少し厄介かも。程よい距離を保って付き合うのが吉です。
恋愛線④、情が深くて惚れっぽいタイプ
中三本の指の下に現れる帯状の線・金星帯が切れ切れになっていたり、感情線が鎖状になっている場合は、異性に対する情が深く、恋にのめり込んでしまうタイプ。
セックスも大好きと言えるでしょう。付き合うと、感情表現がストレートすぎて相手を困惑させることもあるかもしれません。
しかし、繊細な面を持っているので、相手のちょっとした言動に一喜一憂する可愛いところも。よく言えば一途、悪く言えばウザいと言える性格です。
おわりに
手相は奥が深く、その歴史はおよそ3000年前から5000年前の古代インドという説が有力です。古代インドで始まった手相は、仏教とともに中国に伝わり、そこで易学(えきがく)を取り入れ発達し 平安時代の日本にもたらされました。
最近では、手のひらに吉相となるようなシワを書く開運法もあるようです。しかし、いずれにせよ自分の人生が刻まれた線であることは確かと言えるでしょう。誰もが持つ手、あなたも自分の手の神秘を解読してみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/ライター)