彼氏に対して言った何気ない言葉が「余計な一言」だったりすること、ありますよね。
1.「もう私がやるから貸して」
「DVDレコーダーの接続をやってほしいと言われて、なかなかうまくいかなかったときに、『もういいから貸して』と言われたときには、かなりカチンときましたね」(27歳/IT)
男性にお願いごとをしたものの、彼がなかなかうまくできなかったとき。
見ていてイライラ、「これなら私でもできるじゃん」と思って言ってしまうかも。
でもこれは男性のプライドをかなり傷つけます。
男性は女性から頼りにされたいと感じているのに、頼りにされないどころか「使えない男だね」と言われているようなものですから。
お願いごとをしたのであれば、最後まで男性に任せる。そのガマンができないのであれば、初めから自分でやるようにした方がいいですよ。
2.「○○ちゃんの彼氏がね」
「『友だちの彼氏は誕生日にハワイ旅行をプレゼントしてくれたらしい』とか言われると、自分と比較されているような気になって、すごく惨めな気持ちになります」(30歳/メーカー)
会話の流れの中で、世間話として深い意味もなく、こういった話をすることもあるのでは?
しかしこれ、男性が最も嫌うもの。男性は他の男性と比較されることを極端に嫌います。
しかも、比較された上に自分の方が下だと感じれば、もうプライドはボロボロ。
そういうつもりで言ったわけではなくても、男性は「比較してくる女性」にイラッとしてしまうのです。
3.「だから言ったじゃん」
「ミスをしちゃったときに、『だから違うって言ったじゃん』とか言われると、本当に腹が立ちます。ダメ押しをされている感じがして、立ち直れなくなりますね」(27歳/広報)
この一言は、男性の考え方や価値観を否定するもの。
男性は自分そのものを否定されているような気分になってしまいます。
ミスをしたからといって、男性の考え方を否定して自分の正当性を主張するのはNG。何もいい結果を生まないでしょう。
ミスして落ち込んでいるところに、さらに追い討ちをかけるようなものです。男性もあなたへの気持ちがなくなっていってしまいますよ。
4.「なんで返事くれないの?」
「LINEの返信ができなかった時にそれを執拗に責められると、うんざりしてしまいます。仕事中に送られても返事なんかできるわけないのに…」(26歳/公務員)
連絡や返信を急かしてくる女性を、男性はうっとうしく感じるもの。が「付き合ってるんだし、連絡はマメして当然!」と女性は考えるでしょうが、忙しくて返信ができないときだってあるでしょう。
そんな男性の気持ちも理解してあげないと、男性にとっては重くて息苦しい恋愛になってしまいます。
せめて、「なんで返事くれないの?」と責めるのではなく、「返事がないから心配したよ」と可愛く言うと、男性に与える印象も大きく変わってくるはずです。
おわりに
不用意な一言によって、男性を傷つけたり気持ちを冷めさせてしまったりすることは、意外とよくあることです。
特に、男性のプライドを傷つけるような言葉は怒りを買ってしまうこともあるので、十分に注意してくださいね。 (山田周平/ライター)
(藤田富/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)