彼と喧嘩をしてしまった時、どう仲直りすればいいのかわからない…と思ったことはありませんか?
1.まずは「ごめんね」
喧嘩をしてしまったときは、相手に「ゴメンね」を伝えましょう。
「なんで私が悪くないのにゴメンと言わなくちゃいけないの!?」と思うかもしれませんが、この「ごめんね」は、どちらが悪いということではなく、まず【相手を怒らせれしまったこと】、【不快な気持ちにさせてしまったこと】に対しての「ゴメンね」になります。
最初に「ごめんね」としっかり相手に伝えてから、自分の思いを伝えるようにしましょう。
2.自分が悪かった場合
相手に「ごめんね」を伝えたら、次は自分の思いを伝えましょう。
明らかに自分のほうに非があるのであれば、素直に謝って「こんなふうに注意してくれてありがとう」「私のために怒ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えてください。そしてここからがポイントです。
「実は会社でも同じような失敗をしちゃって…」と会話の矛先をあなたから、
他のものに移行してしまいましょう。喧嘩の話から、違う話にもっていってしまうのです。
彼はあなたが言い返したりせず、素直に彼の言うことを聞いてくれたということで「僕の怒っていることを理解してくれたんだな」と思い、怒りはある程度収まるはずです。
その勢いで、会話を喧嘩から別の話に移行させて、喧嘩を収束させてしまいましょう。
3.自分が悪くなかった場合
次は自分が悪くない場合はどう対応すればいいのかをお話しします。
この場合もまずは【1】の「ごめんね」という気持ちを先に伝えてください。そして相手の怒りが少し収まってきたなと思ったら
「私はこう思っていたんだ」ということをさりげなく伝えましょう。そのあとに、この喧嘩を早く終わりにしたいと思っているのであれば、「だからあなたが悪いのよ!!」「私の言った通りでしょ!」などと相手を責めるのではなく、「私の伝え方が悪かった」と、喧嘩の内容ではなく【自分の伝え方が悪かったこと】に対しての“ごめんね”を相手に伝えましょう。
4.相手の気持ちを考える
喧嘩には様々な原因があり、相手に伝えたいこともたくさんあるかと思います。喧嘩ってとても体力を使いますよね。それはあなただけではなく、彼も同じなんですよ。彼だってあなたと同じ心境なのです。
というとで、まずは彼を怒らせてしまった、こんな心理状態にしてしまったんだと、相手のことを考えて「怒らせちゃってごめんね」を伝えることで彼も「自分の気持ちをわかってくれているんだな…」とただの言い合いをしているのではなく、相手のことも考えているということが伝わります。
ただの喧嘩ではなく、喧嘩をすることで信頼関係が深めることができます。
吉井奈々からのメッセージ
いかがでしたでしょうか?お互いが戦っていると、なかなか仲直りをすることができません。
もし彼と今後も一緒にいたいと思っているのであれば「私、悪くないし!」とキレるのではなく、彼を不快にさせてしまってゴメンということを伝えればいいのです。
「なんでこんなこと言うの?」ではなく【相手の怒っている気持ち】を受け取ることが大切なポイントになります。(吉井奈々/ライター)