ドイツの心理学者ユングは、質問により人の性格を「思考・感情・感覚・直感
1、2のあなた…思考型:相手の気持ちに配慮しながら楽しむ
あなたにとって蠍座の人は、相手の気持ちを確認しながら付き合うことで、ゆっくりと絆が深まっていく相手と言えます。このタイプにとって、自分を理解してくれる少数の友人はとても大切な存在と言えます。
ただ、自ら進んで気持ちをオープンにしないため、本当は気が進まないことに付き合っているという場合も。「押し付けてない?」と言葉に出して確認しながら、二人共が楽しめる範囲で付き合っていくことが大切でしょう。
3、4のあなた…感情型:慎重に絆を深めれば尽くしてくれる
あなたにとって蠍座の人は、なかなか人に心を開かず、距離を縮めるのに時間がかかる相手。
そのため、親しくなるにはゆっくりと慎重に事を運ぶ必要があります。いきなり距離を詰めたり気持ちを押し付けたりすると、相手に警戒心を抱かせ、冷たく距離をとられてしまうことも。
しかし、一度親しくなると、できる限り受け止めて尽くしてくれるでしょう。しかし、振り回しすぎると突然キレることもあるので注意。
5、6のあなた…感覚型:何を考えているかのサインに気づいて
あなたにとって蠍座の人は、率先してリーダーシップを発揮してくれるような相手ではありません。
その反面、よほど親しくならない限り、あなたをコントロールしようとしてくることもないでしょう。一見穏やかですが、何を考えているかはわかりづらいタイプと言えます。
黙っているからといって気にせずにいると、急に不機嫌になったりしますので、日頃の不満やストレスをよく察知するように心がけておきましょう。
7、8のあなた…直感型:相手を肯定しながら関わるとスムーズに
あなたにとって蠍座の人は、相手の方から自分を表現してくれることがほとんどないので、こちらからこまめに気持ちを確認していくことが必要です。
また、相手を肯定する気持ちを示しながら関わりを持つようにすると、心を意外なほど開いてくれるでしょう。
あまり人と積極的に関わろうという相手ではないので、本人の主体性に任せていてもなかなか関係は進展しません。あなたから歩み寄ってみましょう。
おわりに
これまで星占いなどで、星座で言われている自分と実際の自分が違っていた、なんてことはありませんでしたか?
それはこのユング心理学のタイプ論を併せてみることで修正されるはず。
ユング心理学では、本来のその人の持つ本質を正しく理解することで、自己表現力や他人への理解力が高まるとされます。
つまり、占いだけでなく、心とよく向き合って、性格に合わせた心地いい生き方を選ぶことが重要なのです。
あなたの心の本質と生まれ持った先天的な資質を組み合わせれば、きっと人間関係も円滑にいくでしょう。(脇田尚揮/ライター)