元カレにひどいやり方で振られたとか、そもそも恋愛をしてきていい思い出がないということになると、どうしてもそういう過去がトラウマ的になって、恋愛に臆病になってしまうこともあろうかと思います。
卑屈になっている女子が男は嫌い
男子って、卑屈な感じがする女子のことが嫌いだったりします。
合コンや婚活の場などに行くと、隅っこのほうで女子どうしで固まっていて、なにやらこそこそ話している女子……どうせ今日の合コンも不作だろうし、あたしが頑張ったところであたしはどうせモテないし……というような女子の雰囲気って、男は瞬時に感じ取るものです。
女子だってそうですよね? 世の中を斜めに見ている卑屈な男子に恋をするひとって少ないですよね? そういうかわいそうな少年をあたしがかわいがってあげなくっちゃ、と思っている奇特な女子も一部いることは知っていますが、一般的には卑屈になるとモテない、と考えるのが自然ではないでしょうか。
消しゴムでみんな消している
ひどい過去の恋愛をいつまでも引きずらない方法は、忘れることです。
あの経験はなんだったのだろうとか、ああいうひどい恋愛を繰り返さないためにじぶんはどうすればいいのだろう、というようなことを、ずっと考えているから、卑屈になります。
もう、POPに消しゴムで消しちゃったし、忘れちゃったし、新しい恋に進まないと♪くらいにライトに考えたほうがいいでしょう。
だれだって人生、やり直したいと思っている
なぜならだれだって人生をやり直したいと思っているからです。
あなたから見てキラキラと輝いているように見える女子だって、どんな女子だって、もうみんな人生をやり直したいと思っているものです。
若いときには「べつにやり直したくないし」と思っていたとしても、そのうち、生きることの素晴らしさと大変さを、身をもって知る年頃になれば、だれだって思うのです。
人生、やり直せるならやり直したいなと。
*
それは、生きているなかで、どうしても手にしたい輝かしい恋愛が手の届く範囲にありそうに思えたときだったり、あるいはじぶんよりも素晴らしい仕事をしているセンパイを見たときだったりします。
そういうときに、ウジウジと過去のトラウマ的な恋愛について考えていても、なにも始まりません。
ときにはPOPに、イヤな思い出は消しゴムで消しちゃって、なかったことにする、くらいの少々漫画チックな発想が、新しい出会いを運んでくるのです。
それがなぜなのかは、生きているうちに自然と分かってくるでしょう。(ひとみしょう/ライター)