口の大きさには生活力があらわれる
口の大小は気が大きいか小さいかに通じているとされます。判断基準は黒目の内側よりも外に唇の端が出るのが大きい口、内側なら小さい口と言えるでしょう。口が大きければ基本的にワイルドな性質であり、バイタリティに溢れています。中でも口の両側が締まっていれば成功する相。一方で、口が小さくおちょぼ口なら、性格的にも小心なところがあり、シャイで古風と言えるでしょう。唇がへの字口の場合は議論を好む相。他者への誹謗中傷を慎むと良いでしょう。
吉相なら晩年になるにつれて財運が急上昇
口の相が良い人は、年齢が上がるにつれて財運に恵まれます。口の形に偏りがなく、唇が薄くも厚くもないのは、円満な性格で衣食住に恵まれる相とされます。口は言葉を発する場所・飲食が入る場所なので、物事の是非が出会うところとされるからです。標準的な吉相の口は、大きくて紅色、弓のように上向きで唇の端が厚く、口を開くと大きくなり、閉じると小さくなる口と言われます。このような口の人は、性格も純粋で賢いとされています。
下唇は自己愛、上唇は他者への愛をあらわす
人相学的には、下唇は自分自身への愛情を表し、上唇は他社への愛情を表します。そのため、下唇が突き出たり発達したりしていれば、自己中心的な性格が強くなるとされます。反対に、上唇が突き出たり発達したりしていれば、奉仕的な性格が強くなるでしょう。どちらが良いというわけではありませんが、上下の唇が均等なのが理想的。上下のバランスがよくぴたりと合うのは、正直で善良な吉相とされています。
唇の厚さは情の深さを意味する
一般に、唇は端整で厚いのが吉相とされ、唇の厚さは情の深さを表しています。平均的には、上下が1センチ以上あれば厚く、5ミリ以下は薄いとされます。厚ければ愛情表現が濃厚、薄ければあっさりとしている傾向があります。しかし、極端に厚い唇は情に流される相なので人情トラブルに要注意。反対に、極めて薄い唇はクールすぎて、冷たい印象に見られがちなので温かみを出しましょう。