ふと気づいたら、彼との関係がセックスだけになっていた。長くつきあうと、そういうことがあるようです。
1.外でデートしようと積極的に誘う
外出せずに家の中でばかり会う。それでふたりとも不満がなければいいのですが、どちらかが不満をもっているなら、「たまには外に遊びに行こうよ」と誘ってみてはいかがでしょうか。遠出するのを彼が嫌がるようなら、彼の家の近くで楽しめそうな場所を探して提案してみるとか。
彼としては、日曜日に予定がある分、土曜日は疲れをとってゆっくりしていたいのかもしれません。女性側が不満を言ったら、「え、そんなふうに思ってたの?家で会うことに同意しているんだと思ってた」と驚くかも。言わないとわからないことはたくさんあるのです。
2.この関係はおかしい、とはっきり言う
女性側の不満がどの程度なのかわかりませんが、「このままつきあっていくなんて、もうイヤ」と思っているなら、「これってつきあってるって言えるのかな」とつぶやいてみてはいかがでしょう。
彼には不満がないのかもしれません。週に1度、家事をやってくれてセックスもさせてくれるのですから。でも、一緒にいてもろくに話もせず、どこにも出かけず、という関係は、やはり恋人関係としては澱んでいる感じがします。
馴れ合った夫婦ではないのですから、お金をかけなくても楽しい時間を過ごせる方法はあるはず。
3.たまには行くのをやめる
彼が何も考えず、「今のままでいいと思う」と言うなら、土曜日に彼のところへ行くのはやめましょう。少し距離を置いて、彼の出方を見たほうがいいかもしれません。
「今週は女友だちと遊びに行くから」
「今週は仕事のセミナーを受講するから」
と忙しいことをアピールしてみるのです。
このままだと彼女は新しい世界を得て、自分のもとからいなくなるかもしれない。
たまには彼に、そんな危機感を持ってもらうことも必要です。あなた自身も、彼から離れてみたら、もっと自由な世界があることを実感できるかもしれません。
4.「つきあう」上で何を重視するのか自分に問いかけてみよう
好きだからつきあう。それが基本ですが、つきあうことで彼に何を求めているのか、自分でももう一度、見つめ直してみるといいかもしれません。
彼との間ではセックスを重視したいというなら、いつもセックスばかりしていたっていいのです。
でも、セックスだけではなく、一緒に出かけたり一緒にいろいろなことをして関係を深めたい、もっと話をしたい、そういう気持ちがあるなら、ひょっとしたら、今の彼とは相性が合わないとも考えられます。
おわりに
長くつきあって倦怠期になっているだけなのか、デートするのがめんどうだし、この彼女とはもうデートしなくてもいいやと彼に思われているのか。彼の気持ちは聞いてみなければわかりません。
恋愛初期のように、いつまでも新鮮でいるのはむずかしいことですが、「馴れ合ったよさ」と「ただの馴れ合い」とは違います。一緒に楽しい時間を過ごしたいですよね。(亀山早苗/ライター)