1.我慢しすぎない
「大切な人を喜ばせるためには、自分が我慢しなければいけないときもあります。でも、長い目で見ると、相手に全てを合わせる関係だと長続きしません。」
「嫌われたくない」という思いから彼に合わせてしまい、結果として自分がいつも我慢してしまう、ということはありませんか?時には少しの我慢も大切ですが、それが続くとストレスがたまり、いつか爆発してしまいます。もちろん、彼からの要求が嫌なら断っても構いません。彼が本当にあなたのことが好きなら、あなたがいつも我慢するばかりの関係を続けたいとは思わないでしょう。ストレスがたまってから「あなたっていつもそうだよね」と責めるぐらいなら、適度に自分の要求を伝えていくほうが、安定した関係を築けます。
2.浮気を疑わない
「彼女は、恋人が浮気をする前にも、きっと「浮気するかもしれない」と心配していたのでしょう。その思いが心の奥の「潜在意識」に刻みつけられ、いつの間にか「彼が浮気する」という現実を引き寄せてしまったのです。」
マイナス思考は行動力や積極性を失ってしまうように、その人の考え方のくせは、そのままその人の行動にも繋がります。そして、考えたことは良くも悪くも事実を引き寄せるもの。「自分はいつも浮気される」「男運がない」などをいつも意識していると、それは知らず知らずに行動に出て、彼を束縛してしまったり、ちょっとしたことで責めてしまったりと、彼との付き合い方にも現れるのです。自分にポジティブな暗示をかけ、心をラクにしてみましょう。
3.感謝の気持ちを忘れない
「言わなくてもわかるはず、とは思わないでください。彼がいつも隣にいてくれるのは、当たり前のことではありません。仲が良いからこそ、ちょっと恥ずかしくなるくらいのストレートな表現が効果的なのです。」
どんなに仲が良くても二人は他人。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉が指すように、感謝の気持ちは大切です。そばにいることや何かしてもらうことに慣れて「ありがとう」も言わなかったり、蔑ろに扱ったりしていると、いつか彼は疲れてしまいます。感謝の気持ちを大切にして、きちんと言葉に表すことが、長く続く幸せな関係には重要です。
4.自分の考えを押し付けない
ある調査で、恋愛関係が長く続く人たちは、お互いのテリトリーをきちんともった者同士であるという結果が出ました。彼らは、親しい関係になっても「相手は相手」「自分は自分」という考え方をもっているということです。
ステップ3でお伝えしたように、どんなに仲が良くても二人は他人。違う価値観があり、違う大切なものがあります。そこに踏み込んで「絶対このほうがいいよ」と考えを押し付けられると、うっとうしく感じたり、自分を否定されたような気すらしてしまうのです。特に、趣味や仕事など、その人がプライドを持っていることに関しての価値観の押しつけならばなおさら。お互いに干渉しすぎないことが、、居心地のいい関係を築くポイントです。
おわりに
いかがでしたか?つい我慢してしまったり、支配しようとしたり、慣れると逆に蔑ろに扱ったりと、好きだからこそ、長く一緒にいるからこその行動で、二人の関係が良くないものにもなっていきます。二人が居心地の良い関係とはどういうものなのか、それをイメージしてみるといいかもしれませんね。
参考文献:植西聰 著 『好きな人に愛される100のルール』アスペクト
(Sakura/ハウコレ)