気になる男性の前では、好意を持ってもらおうと、何らかのアピールをすることでしょう。
1.「女子力」アピール
「女子力の高い女性は素敵だと思いますが、それを過度にアピールされると興ざめしてしまいますね。
その行動が、逆に女子力を下げちゃっているようにも思えます」(28歳/営業)
料理ができるとか、美容に気を遣っているとか、女子力の高さを必要以上にアピールしすぎると、男性は引いてしまいます。
もちろん、女子力の高い女性は、男性からしても魅力的ですし、“女”を意識してしまう部分でもあります。
ただ、ふとしたときに垣間見える女子力にドキッとするのであって、これ見よがしにアピールされてしまうと、男性はうんざりしてしまうだけですよ。
2.「モテる」アピール
「告白されたとかデートに誘われたとか、いつもそんなことばかりを言っている女の子は、あまりいい印象は受けないですね。
なんか軽い女にも思えちゃいます」(33歳/システムエンジニア)
自分を魅力的な女性に見せるために、モテるアピールをしてしまうこともあるでしょうが、やりすぎてしまうと自慢している性格の悪い女性のようにも思われてしまいます。
ナンパされたとか、キャッチやスカウトに声をかけられたなんてことをアピールをするのも、なんだかちょっと“イタイ女”だと感じてしまうので、悪い印象しか男性には残しませんよ。
3.「悲劇のヒロイン」アピール
「『かわいそうな女の子』アピールをしてくる女性が一番苦手です。
押しつけがましさを感じてしまって、かわいそうだとか助けてあげようという気持ちもなくなります」(28歳/出版)
いわゆる「悲劇のヒロイン」をアピールするのは、男性が「ウザい」と感じてしまう典型であると思います。
つらい状況のときに、歯を食いしばって頑張っている女性の姿を見て、男性はグッと胸を打たれるのです。
「私ってかわいそうでしょ?」とアピールしてくる女性には、鬱陶しさしか感じません。
こういう女性は「かまってちゃん」の度合いも強いので、なおさら男性は避けようとしてしまうことでしょう。
4.「デキる女」アピール
「いつも必死にキャリアウーマンアピールをしてくる女性には、面倒くさそうという感想しかないですね。
無駄にプライドも高そうなので、恋愛対象にはできないです」(30歳/商社)
「忙しすぎて時間がない」とか「私がやるしかない」など、仕事がデキる女であることをアピールするのは、恋愛においてはあまりプラスには働きません。
自己顕示欲や自己愛が強い女性というイメージになってしまうので、男性からすると可愛げが感じられないし、大変そうで恋人にしたという思いなどわき上がっても来ないでしょう。
男性もそうですが、自分自身でデキるアピールをしすぎる人は、あまり信用もしてもらえないですよ。
おわりに
「アピール」はプラスに働いてくれればいいですが、時としてマイナス要素にもなってしまいます。
特に、やりすぎな「アピール」は、鬱陶しく思われてしまうだけなので、それだけは気をつけてくださいね。 (山田周平/ライター)