スマホがあれば何かとなんとかなる時代。楽だし、時短にもなるし、便利なものについつい頼りたくなってしまいますが…
1.ひと昔前の男性と女性の役割
一昔前は、彼を家に呼ぶ手段として「引っ越しをしたんだけど、パソコンの配線がわからないの!家に来てやってくれないかな?」と彼にお願いする、という作戦がありましたよね。
パソコンやDVDなど、とにかく機械類がわからない時は、男性に頼む!という女性が多かったかと思います。男性もデジタルな情報が好きなのでこのような作業が得意な男性が沢山いました。
でも今は、わからないことがあればスマホですぐに検索することができるし、わざわざ男性に頼まなくても済んでしまうようになってしまいました。
これ、ある意味男女のコミュニケーションの機会が減ったってことでもあるんですよね。
2.「アナログ女子」がモテる理由
男性は【自分のために女性が何かをしてくれている過程】を大切にしています。
だから、ネットに掲載されている簡単時短料理を作られるよりも、料理本を読んで時間をかけて料理を作ってくれたり、ご飯も炊飯器よりも土鍋で作ってくれるなど、自分のために手間ひまかけて時間を使ってくれている女性が大好き。
「時間をかけてやってくれた」ことに愛情を感じるんですね。
3.アナログ女子ってどういうこと?
それではアナログ女子になるためにはどんなところを意識すればいいのでしょうか?
例えば、便利な家電などの最新家電を使いこなすよりも、雑巾を使って掃除をする。
メールばかりではなく、たまには手書きの手紙をプレゼントするなど。
さすがに行動の全てをアナログにすると大変になってしまうので、男性に対する行動、何か一つをアナログにしてみる、そんなことからはじめてみて下さい。
4.「デジタル男子」と「アナログ女子」がうまくいく理由
それでは逆に、男性がアナログの場合はどうなると思いますか?
実は女性は、男性とは逆に男性が古くさいことをやっていると面倒臭いとか、うっとおしく感じてしまう人のほうが多いんです。
例えばコーヒーを今すぐ飲みたい時に、男性はコーヒーにこだわり派で、あなたは特にこだわりがないとしましょう。そんな時に豆からすりはじめたら、「今すぐ飲みたいのに!いつまで待つの!?」と言いたくなってしまうかもしれません。
他にも、家電の配線などのデジタル面がわからないと、なんだか頼りないな〜と女性側は思ってしまうものです。
でも逆に、女性が男性にむけて時間をかけてコーヒーを作ったら、「僕のために、手をかけてくれてありがとう」になるんです。
男女平等の時代になっても「男性にはこうあってほしい」「女性にはこうあってほしい」というちょっとした部分によるものでしょうね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?デジタルなものを使いこなす女性もステキですが、うまくアナログの部分も取り入れてみてください。
いちばんわかりやすい例が、年賀状を作る時、旦那がデジタル機能を使って年賀状のベースを作り、妻がひとこと手書きでメッセージをかく。これが「デジタル男子」と「アナログ女子」が融合していて上手くいっている姿です。(吉井奈々/ライター)
(吉木千沙都/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)