中途半端な愛情表現って、逆効果なことがあります。
1.手料理
「本気で作ってくれるならいいけど、『忙しいからこれでいい?』とか言ってぱぱっと作ったご飯ておいしくない。だったら外で食べるよ。
そんな片手間な料理で彼氏を喜ばせられるほどあなた料理上手だっけ?」(公務員/24才)
最後の言い方はちょっといじわるですけど(笑)、でもまあ言ってることは間違ってないと思います。
よほど料理上手じゃないかぎり、男子はじつは彼女の手料理に対して「食べてあげてるって感じも少しある」という感じなんです。
「私の手料理ならなんでも喜ぶんでしょ、どうせ」というのは少し傲慢かもしれませんね。
2.LINE
「返信が適当なら、LINEも既読スルーしていいよって思う。ちゃんとしっかり内容がある返信をできるときにしてくれたらいいから」(大学生/21才)
うん、そうですね。「うん」とか「そっか」とか生返事しかできないなら、いっそ思い切って既読のまま放置して、あとでちゃんと返してあげたほうがカレも嬉しいと思いますよ。
3.デート
「『時間ないから』って言って、ちょっと会うだけのデートってさみしいよね。セックスもできないし……」(営業/25才)
疲れてたり忙しかったりすると、超短時間のデートをするのが精一杯ってこともあります。
こういうときに会いたがるカレを断りきれなくて「少しだけなら」っていざ会っても、あなたがデートに集中できなくて、結局カレのモヤモヤが増えるなんてことになったら逆効果ですもんね。
4.ルーティンの電話
「毎日会えない日は5分電話するってルールになってるけど、これも本当に疲れてて全然元気に話せないなら、『今日はごめん』って感じで断ってくれてもいいかも。
無理にしてもしょうがないしね」(福祉関係/25才)
いくら2人の間の決めごとでも、「断りたいときは断っていい」っていう空気を作っておくのは大切なことです。
義務みたいになっちゃうと、最初は「したいからする」だったのに、「しなくちゃだからする」ってなってしまいます。こんなのって悲しいですもんね。
おわりに
どうでしたか? なんでもかんでも、ただしてあげたらそれでいいってことはありません。
とくに恋愛だと、気持ちが入ってないと逆に相手を傷つけてしまうことだってあります。
気分が乗らないとき、疲れてちょっとお休みしたいときには、勇気を出して「今日はごめん」と言うのもときには必要ですね。(遣水あかり/ライター)