陰陽五行は2つの考え方と5つのエレメントで説明されます。「陰・陽」は、女性(陰)と男性(陽)がそうであるように、お互いを支え合っている存在です。このバランスがものごとの調和を保つものとするのが「陰・陽」の考え方です。そして五行は木「春」・火「夏」・土「季節の変わり目」・金「秋」・水「冬」の5種で自然現象の四季変化を観察し抽象化されたもの。その思想に根ざして、恋愛トラブルを解決するためのレシピをご紹介。今回は土用「季節の変わり目生まれ」(1月17~2月3日、4月18日~5月5日、7月21日~8月7日、10月21日~11月7日)の人に向けての恋の修復レシピを伝授しちゃいます!
土用生まれ(1月17~2月3日、4月18日~5月5日、7月21日~8月7日、10月21日~11月7日)の人の本来の問題点
…損得勘定を恋愛に持ち込みすぎ
あなたは安定感があり、現実的に物事を考えるタイプ。そのためか、経済観念が働きすぎて損得で物事を捉えてしまう部分があります。確かにお金も重要な要素ではありますが、そればかりに目がいくと、恋愛がしらけてしまう恐れも。彼から打算だけで付き合われていると思われてしまうと、関係も冷え切ってしまいます。関係を修復したいなら、二人の時間と気持ちが大事。初心を忘れずにいつまでも初々しい二人でいることが大切です。
土用生まれ(1月17~2月3日、4月18日~5月5日、7月21日~8月7日、10月21日~11月7日)の人の修復点
…過食をやめてみずみずしい関係を取り戻す
あなたの現実的すぎる考えを捨て去るには、少食を心がけることがポイント。たくさんの量を食べると、地に足がつきすぎてしまい現実感覚が働いてしまいます。もっとロマンチストで精神性の高い自分になるには、野菜中心の菜食にすること。思わず食べ過ぎて太ってしまった時には、ダイエット効果のある食材で調節しましょう。そこで今回は土のエネルギーを癒す食べ物で、恋の修復レシピをご紹介致します。
土用生まれ(1月17~2月3日、4月18日~5月5日、7月21日~8月7日、10月21日~11月7日)の人の「修復」レシピ
メイン食材…ダイエット効果のある「葱」
土用生まれの修復レシピ 葱と刺し身のサラダ
・材料(2人分)
刺身用白身魚(鯛、ひらめなど)…1柵
葱…1/2束
白ごま…大1
ごま油…大2
A濃口醤油、砂糖…各大1
にんにく(すりおろし)…1片分
塩、こしょう…各少々
・作り方
1.葱は3cmに切り、ごま油でざっと炒めてAを加える。
2.刺身用白身魚は短冊切りにする。
3.1と2を混ぜ、白ごまをふる。
恋の問題解決のための「修復」レシピがもたらす効果
この修復レシピを、「土のエネルギー」を癒したい時に食してみて下さい。ダイエット効果の高い食材としてはしじみ、あさりなどの魚介類に、こんぶ、わかめ、もずくなどの海藻類、長ネギ、玉ねぎなどの野菜類、その他はと麦、小豆、しいたけ、こんにゃく、寒天、たけのこ、烏龍茶などが効果的。弱い傷ついた土のエネルギーを癒すには、甘味のあるものを食する事がポイント。身体を補い、陰の気を養うことで心身ともに健康になれるはず。あなたが持つ現実的すぎる面が抑えられ、人間関係のバランスも整えられるでしょう。
おわりに
中国古来の文献には、食べ物の持つ属性が陰陽五行の観点から人体に与える影響について書かれています。薬膳料理などが「身体で弱い部分は、食べて補う」という発想なのと同じということですね。易学研究で有名な陳怡魁(ちんいかい)先生もこの点に注目し、色の重要性を説いているとされます。自分の持つ性質から、自分に必要な栄養を取り入れる、この「開運レシピ」。どうぞ日々の食生活の中に取り入れてみて下さいね。(脇田尚揮/ライター・料理研究家HITOMI/監修)