ハッピー・ニュー・イヤー!ってみんなで盛り上がったお正月も終わり、だんだんと2016年にもなじんできたころじゃないかな。
1.女子からアクション
恋愛ってことになると、お互いに異性として意識するってことが大きなポイントになってくるよね。
でも、男子から女子に「異性と意識してます」って伝える勇気は出しづらいものなんだ。
なぜなら、女子から拒否されると男子は傷つきやすいし、最近ではセクハラとかストーカーみたいに思われやすい雰囲気もあるからね。
男子側から性別の差を全面に出すことは一層やりにくくなってきてるんだ。というわけで、違う性別だってことは女子のほうから動いて彼に意識させるようにしようね。
2.言葉かけがポイント
女子の方からアクションを起こすといっても、ぶりっ子をするとか露出度を高くするとかいう意味じゃないよ。
あなたとの関係を真面目に考えてくれている男子ほど、そんなことをされると逆に引いてしまうからね。本当に大切なのは、女子から男子へのちょっとした言葉かけ。
どんなふうに言葉をかけるか、どんな言葉を選ぶかによって、二人の関係はどんどん変わっていくよ。
たとえば彼に「自分は男として頼りにならないんだ……」って思わせてしまったら恋人に発展することなく友達のまま。彼からすればあなたのことが女性として好きなのに、いや、好きだからこそ、「恋愛感情がないから一緒にいられるんだよね……」と思ってしまう。
二人のいまの関係を壊したくないからこそ恋愛への一歩が踏み出せないっていう状態になってしまうんだ。
3.性別を意識させるには?
気になる彼と食事にいくとき、いつもは友達みたいに普通に楽しくしてるだけだったとしたら、次はこんな風に言ってみよう。
引っ込み思案なタイプなら「男の人とこんな風に話せることあんまりないんだ」とか、社交的なタイプなら「男の人と一対一でこういうふうに楽しくなることあんまりないんだよね~」など。そして「だからまた一緒に食事を……」とつなげていくんだ。
すると彼は、いままで友達だと思っていたあなたのことを今度は女子として認識するようになるよ。
いきなり「好きです。付き合ってください」みたいに言ったとしても確かに女子として認識させるきっかけにはなるけど、そこから急に恋人には発展しづらい。
まだ友達っていう意識も残っているからね。あせらずゆっくり少しずつ関係を進めていこう。
4.男性の部分をほめる
彼が車道側を歩いてくれたら「男の人にそうやってもらうと女として扱ってもらえた気がしてうれしい」、彼が荷物を持ってくれたら「やっぱり男の人ってすごい、力持ちだよね」。
彼の発言に対して「やっぱり男の人の意見って鋭いよね」……こんなふうに、会話のはしばしに男女の差をさりげなく出しながら彼をほめてみよう。
本当のことを言ったらひ弱な男子も鈍い男子もいるけど、そこはひとまず横に置いておいてね。
男性はいい意味で単純だからほめられると内心「わーい!」と喜んで、ほめられたことをもっとやろうとするんだ。
男性の部分をほめられた彼はあなたとの関係の中でますます男性らしくなり、女子と男子っていう性別の差がだんだんハッキリしてきて恋愛関係に発展しやすくなってくるよ。
羽林由鶴からのメッセージ
気になる彼が、あなたのことを女子として見てくれるようになったら、どうする?
恥ずかしいかもしれないし、緊張するかもしれないし、いろいろ難しいこともあるかもしれないけど、でも、うれしいことには違いないよね。
女子扱いしてくれるようになった彼とのデートは、たとえ同じ場所であったとしても今までのお出かけとはひと味違った感覚になったりして。
だから女子のほうも女子らしさが上がるし、そんなあなたと接した彼の男子らしさもまた上がっていく……これの繰り返しでお互いに相手を異性と思う気持ちが少しずつ高まっていき、素敵なカップルへの階段を一段ずつのぼっていくんだね。(羽林由鶴/ライター)
(黒田真友香/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)