みなさんは“サークル”と聞くと、一体なにを思い浮かべますか?大半の方が大学のクラブ活動を想像すると思うのですが、腐女子界でサークルというと、「イベントで同人誌やグッズ等の頒布を行うグループ」を意味します。
非腐女子の方には、あまり馴染みのない言葉ですが…。実はこのサークル活動をしている腐女子は、コミケに参戦することで“結婚生活に向けての力”を知らず知らずのうちに身に付けていたことを知っていましたか?
一見、趣味に生きていると思われがちな彼女たちですが、意外と見えないところで世間に通じる女子力を、密かに鍛えているのかもしれません。そこで今回は、彼女がサークルに所属しているという男性陣への取材をもとに、「コミケ会場で養われる腐女子の嫁力」についてご紹介します。
1.スケジュール管理を徹底する計画性
「不規則な仕事をしている彼女だけど、同人誌の〆切りは一度も破ったことがありません。『一体いつ描いているんだ?』と、俺も疑問なんですけど……。どうやら仕事のシフトと、入稿前のスケジュール管理を徹底しているらしいです。おかげで仕事もできるし、節約上手ないい嫁さんになりそう」(27歳/販売)
忙しい仕事のなかで、同人活動を続けている腐女子は多いですよね。同然、入稿までのスケジュールもキツキツですが、仕事が決して疎かにならないのはキチンと計画性を立てているからこそ。
非腐女子のみなさんも、スケジュール配分が上手な女性を目指して、男性から「こいつは良い嫁さんになる!」と思われるように頑張りましょう。
2.独りよがりにならない協調性
「初めて行ったコミケでしたが、彼女が隣のサークルの方と挨拶している姿を見て、『へえー、意外ときちんとしているんだな』と感心しました。普段の彼女は無愛想なのに、ちゃんと自分のブースと隣のブースを調節しながら『こんな感じで大丈夫ですか?』と、うわずり声で聞いていて、案外協調性があるんだ、と発見だった」(29歳/広告)
男性だけに限らず、独りよがりな女性は同性からも一歩引かれてしまいますよね…。
協調性のありなしは、男女のコミュニケーションにも繋がること。異性に一目置かれるためにもフットワークの軽さや、話しやすい印象、ちょっとした気遣いなどを心がけましょう。案外そういった所も見られていますよ。
3.差し入れできる気配り
「僕がコミケ会場の彼女を見ていて『いいなあ』と感じたのが、知り合いのサークルに差し入れをしていたとき。事前に購入したクッキーや飴を仲良く分け合っていて、『やっぱり女の子だなあ』と、その気配りの良さに惚れ直しちゃいました」(28歳/製造)
気配りができる女性は、男性にとって好感を持たれるポイントのひとつです。たとえば一緒に飲みに行った席で、小皿を取ってあげたり、水を汲んであげたり……。
そんな些細な言動を男性は意外と見ているので、気を遣いすぎない程度に気配りができる女性は好印象。ポイントは、さりげなさ。狙った男性だけに世話を焼いたり、複数の女子で料理取り分け合戦なんて、くれぐれもしないように。
4.人混みにもめげないメンタルの強さ
「彼女と試しに行ったコミケ会場。まさか、こんなに人がいるとは思ってもみなかったです…。にもかかわらず、彼女は何食わぬ顔で自分のサークルスーペースに向かって一直線。時間が経っても疲れた顔ひとつせずに、売り子をしているので、そのとき初めて彼女の逞しさを感じました」(30歳/公務)
仕草や行動がかわいい女の子が、必ずしも男受けするとは限りません。特に年齢を増すごとに、男性は女性のかわいらしさよりも、女性としての品格を重視するもの。
そのとき、かわいいだけの女に終わらないためにも、たまには女性の凜とした強さを見せるのも大切ですよ。
おわりに
今回は、サークルに参加する腐女子から見た、女子力ならびに嫁力に注目してみましたが、一般女性の目線から見ても彼女たちから学ぶべきポイントはたくさんあります。少しでもイイ女を目指したい方は、ぜひ各腐女子たちのエピソードを参考に自分の女度を磨いてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ハウコレ)