1.なんといってもナチュラルだから
「少し前は、人工的でも明るいヘアカラーが人気がありました。でも、今の時代は、なんといってもナチュラル志向!「自然が一番素敵」と考える風潮にあります。それにあわせて、無理に髪の毛を染めるよりも、いかに自分の黒や茶色の髪に美しいつやを出すか、ということに焦点が当てられていますね。サロンにくる女性も、ディープトリートメントのみを定期的にする方も増えていますよ。」
日本でも、髪を染める女性が多いと思いますが、今は髪の毛の色を変えるよりも、もともとあるナチュラル感を大事にしながら、質感や艶を高める方に関心が注がれているようです。
2.清潔感がある
「無理やり染めた髪は、やはり傷みが目立つもの。つやがなくなり、パサパサ、枝毛も多いものです。イタリアは、太陽の光が強く、紫外線の影響もすごいので、傷んだ髪はさらにダメージを受けて赤茶け、かなり不潔な印象になります。そんな髪の毛に清潔感が感じられないのも当然。なんだか、生活のだらしなさをイメージさせてしまいますね。紫外線で赤茶けた髪を黒く染めに来る女性も多いです。やはりつやのある黒髪は、清潔感の象徴で、男性にとても人気があります。」
「艶がある髪は、女子度をアゲるだけでなく、肌もきれいにみせてくれる」という声もありました。髪の艶で肌の質感もアップできるなら、髪の毛のケアをみつめる必要がありますね!
3.貞操感がある
「金髪のイメージというのは、どこの国でもそうかもしれませんが、ちょっと軽い、遊んでいるイメージがあるんですね。イタリアを代表する女優・モニカ・ベッルッチの美しい黒髪に憧れる男性は多いものです。しかも彼女は、私生活でも貞淑な女性で有名ですよね。派手なイメージの金髪女性よりも、彼女のように、凛とした潔さをもっている黒髪女性の方が人気があります。」
これは、日本でも同じような声が多数きかれました。「黒髪は清楚で貞淑」というのは男性の身勝手な妄想かもしれませんが、そんな妄想をうまく逆手に使えるのがモテるコツなのではないでしょうか。
4.白い歯が映える
「イタリアの美人の条件には、「歯が白い」ということが欠かせません。女性は、定期的に歯医者さんでホワイトニングをする習慣がありますね。その白い歯をさらに白く輝かせるのが、「黒髪」です。男性は、女性の白く輝く歯が大好きですからね。」
今、多くの女性に関心がもたれている「歯のホワイトニングケア」。外国人男性にきくと、「日本人のかわいい女の子でも、歯が白くなくて、残念!と思うことがある」という声をきくことができました。外国人男性は、意外と歯をしっかり見ています。歯のホワイトニングも、女子度をぐっとアゲる重要なポイントです。
5.目力が出て意思の強さが表現される
「髪の色が濃いと、顔の中心が強調されます。すると、目に力が出て、くっきりと輪郭が浮かび、意思の強さが強調されるんですね。これが、男性に「セクシー!」と絶賛されています。逆に、金髪だと、髪の明るさで、顔のパーツへの焦点が分散されるので、弱い印象になるんですね。」
外国人男性は、目力の強い女性が大好き。そんな目でぐっと覗き込まれると、ドキッとしてしまうそう。髪の毛の色でこういうことも演出できるなんて、黒髪にはお得な効果があるのですね。
おわりに
インタビュー中、同サロンのスタッフのみなさんが言っていたのが、「日本人の女の子って、なんで髪の毛染めちゃうの?せっかく自然な美しいつやのある黒髪をもっているのに、それを人工的に染めて、しかも痛んじゃってて、もったいないよね。美しい黒髪は、とってもセクシーだって、書いておいてよ。」ということでした。外国人にモテたいあなたは、つやのある美しい黒髪は強力な武器になることを知るべし!です。
(清水晴子/ハウコレ)
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