男子が欲しがるものを的確に提供できる女子って、男子に「便利な女子」みたいに思われるのかもしれません。
でも、恋愛においても仕事においても、相手が欲しがっているものを的確に提供できると相手に好かれますし、コミュニケーションが円滑になるので、欲しがっているものを提供する能力は、ないよりもあったほうがいいものです。
世間では・・・
男子が欲しがっているものを提供できる女子の条件として、世間でよく言われていることは、
・自立している
・束縛しない
・母親との関係が良好
たとえばこういうものです。母親との関係が良好というのは、母親との関係が良くないと情緒不安定になりがちだから、という理由でしょう。
男子ってなにを考えているの?
一般論としては、ざっくりこういうことだろうと思いますが、そもそも男子がなにを欲しがっているのか分からないという女子も多いと思います。
多いと思いますと言うか、そういう女子がほとんどだろうと思います。
ということは、男子はなにを欲しがっているのか、素直に男子に聞くことができる女子、というのが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件に入ってきそうです。
取材をしていても、「男子ってなにを考えているの?」とか「男子はこういうときに、なにを欲しがっているの?」と素直に聞いてくる女子は、たいてい上手に恋愛しています。
もちろん著者は男を代表して生きているわけではないので、こういう女子の質問にうまく答えられたためしがありませんが。
分からないことを素直に「分からない」と言えること
こういう恋愛上手な女子のことを拡大解釈すれば、分からないことを素直に分からないと言えることが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件ではないかと思います。
今の時代にあって、とくに仕事においては、分からないことを分からないと素直に言えないでしょう。バカに思われるというのは、今の時代、とっても不利ですよね。
だからなのか、分からないことは、コソコソとグーグル先生に訊くといいという風潮が高まっています。
あるいは仕事ができそうなひとほど、分かった風な答えを(勝手に)導き出して、それを上司が褒めていたりします。
ま、仕事においては、今はなんだって「データありき」なので、それでいいのかもしれません(いいとは思わないけれど)。
でも恋愛って、男という人間をどう理解するのか? という「人間理解」が非常に重要になってくるので、分かった風な答えを女子が勝手に導いていたのでは、話が始まらなかったりしますよね。
男子だっておなじです
そういうときに、素直に相手に訊くことができる女子は、恋愛において非常に有利です。
「どうしてほしい?」「なにが欲しい?」こういうことを訊けるかどうかが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件の分かれ道でしょう。
男子だっておなじです。女子が欲しがっているものを提供できる男子というのは、観察力に優れていたり、冷静さを持ちあわせていたりするものですが、最後はやっぱり、恥ずかしがらないで、女子になにが欲しいのか、素直に訊くことができる男子でしょう。
グーグル先生が教えてくれないあれこれ
つまり、恋愛において、対話って大事だよねということです。著者がよく取材させていいただくのは、Wワークをしているキャバ嬢のみなさんです。昼間は大手建設会社で秘書をしている女子とか、昼間はヘアメークさんとか、そういう女子です。
そういう女子は、夜、おじさまたちと会話をしているので、著者が驚くほどに男子のことをよく知っています。男という生き物をよく理解しています。
同い年くらいの男子としか会話をしていない女子には、想像もできないほど、男という生き物のあれやこれやを知っていたりします。
グーグル先生が教えてくれないあれこれを、男子との対話を通して知ること。これが、男子が欲しがるものを提供できる女子の条件ではないかと思います。
ということは、誰だって、男子が欲しがっているものを提供できる女子になれる可能性を持っているということです。(ひとみしょう/ライター)