濡れない悩みはよくありますが、「濡れすぎて、彼が嫌がる」という話も現実にはあるものなんですね。
1.いろいろ対処はある
男性から、こんな意見がありました。
「彼女が濡れやすいのは羨ましいくらいです。僕の彼女は、感じていても愛液が少ないタイプなので、ローションを使っています。だからといって愛情が変わるわけじゃないけど。
ただ、摩擦が減って男性側の快感が減るというのは、わからないでもない。
そういうときは、コンドームを付け替えるとか、いったん抜いて拭くとか、いろいろ方法はありますよ。そういう工夫をしないで文句を言うなんて言語道断(笑)」(28歳=電機)
「ずっと同じようなピストン運動を続けているから、彼が自分で飽きるんじゃないかなあ。
浅く回したり深くぐっと入れたり。もっと彼女を気持ちよくさせる方法を考えてほしいですよね」(27歳=流通)
たまたま、女性側に味方する男性の声ばかりですが、他の男性も、「濡れすぎるからと文句を言うのは彼が悪い」という意見は共通でした。
2.ふたりの関係がマンネリ?
セックスだけでなく、ひょっとしたらふたりの関係そのものがマンネリ化していませんか?
だからこそ、彼からそういう「迂闊な一言」が出てしまうのかも。慣れ親しむのはいいことですが、同時にマンネリ化も始まりますから。
今までとは違うデートをしてみる、たまには1泊でも旅行に出てみる、あるいはいつもと違う場所でセックスしてみる、など工夫してみるのもいいかもしれません。
3.ふたりで何かを始める
関係が安定しているのはいいことなのですが、たまには刺激もほしいもの。ふたりで、何か新たな趣味を始めてみると、また関係性が変わるかもしれません。
カップルで料理を習うとか、カップルでヨガを始めるとか。なんでもいいのです。ふたりが興味をもてることを、一緒に始めることによって、「何か」が変わる可能性があります。
4.濡れすぎをふたりで楽しむ
濡れていることを、セックスの最中ふたりで楽しめたら、気持ちが変わってくるかもしれません。たとえば、ふたりで鏡を見ながらセックスを楽しんだり、濡れるのがおさまるまで挿入しないような「焦らし」を取り入れたり……。
ふたりで、どれくらいセックスを楽しめるかやってみたいと提案してみては?
女性側からそういう提案をされることを、男性は決して嫌がったりはしません。むしろ大歓迎という声も多いのです。
男がリードしなければいけないセックスから脱却して、ふたりで楽しむセックスへと舵を切る時期がきていると思えば、かえって楽しそうではありませんか?
おわりに
セックスは、ふたりで楽しく気持ちよくなるものですが、逆に考えれば、ふたりの仲を深めるための方策とも言えます。
「この人とだからできるセックス」をすることができれば、ますますふたりの関係は強まります。
「濡れすぎ」と言われて落ち込むより、それをきっかけに、もっともっとエッチなことしよう、と彼に訴えかけてみる。そんな関係のほうが素敵ではありませんか?(亀山早苗/ライター)