1.「●●じゃね?」
「偏見かもしれませんが、お育ちの良くない女子に“●●じゃね?”を口癖としている人が多いように思います。特に東京・神奈川に多いように思います」
きっと付き合っている(いた)彼氏の影響なのかもしれません。若いヤンチャな男子は、じぶんを大きく見せることにこだわっているので、こういう口癖があるということでしょうか。
2.「てかさあ」
「これはおそらく“と言うか、さあ”が短くなった言葉だと思います。“と言うか、さあ”と言えばわかりますが、語呂がよく口に馴染むので、つい“てかさあ”と言ってしまいがちですよね。
ゆっくり喋る。会話の先を焦らない。こういう習慣を持っているのが、育ちのいいイケメンです」
「てかさあ」と言うと「と言うか、さあ」と言うより1秒くらい会話の時間が短縮されますが、まあ、ゆっくり会話をしても、なんら不都合なことはないでしょう。
3.「やっぱ合わないね」
「彼氏とケンカをしているときに、ふと口をついて出てくる“やっぱ合わないね”。これを育ちのいいイケメンが聞くと“やっぱ合わないって、まだ1年しか付き合っていないのに、よくそんなにはやく判断を下せるよね”と思います」
なるほど。育ちがいいというのは、いろんな解釈が可能ですが、1つの物事をじっくりと考えることができる。これも育ちの良さの1つの条件でしょう。性急に結論を急ぐ女性、おぼっちゃんは苦手かもしれません。
4.「男らしくないね」
「小さいときからヤンチャで高校時代はオラオラ系の番長。こういう男を“男らしい”と表現するのであれば、育ちのいいイケメンはみな“ナヨっている男”という表現をせざるを得なくなるように思います。
でもそうじゃないでしょう。若い頃はイキガッテイル男しか男らしいと見られなくても、男らしさって実は奥が深いのです」
このへんは、育ってきた環境が如実に出るところかもしれませんね。
5.「朝が弱いの」
「低血圧気味な女性であれば、朝が弱くてもしかたないかもしれません。しかし、お育ちのいいイケメンは、比較的、朝はちゃんと起きる傾向があり、昼前まで高いびきをかいている女性を見ると“こんな生物もいるんだ!”とドン引きするかもしれません」
朝が弱い美人さんは、学校を卒業後、一般企業に就職をしても、そのうち、ナイト産業に“流出”することもあるので(社会人経験が豊富なイケメンのぼっちゃんであれば、こういうことを知っていることもある)、男性に“いらぬ詮索”をされたくないのであれば、朝が弱くても、そのことを自己申告しないほうがいいかもしれません。
おわりに
いかがでしたか? 日本の表層文化はすべてヤンキー文化であるとする識者もいます。たとえばAKB48には、おしとやかなかんじの女性がいっぱいいますが、あそこにいる女性を、「ひと昔前の田舎のヤンキーだ」と評する人もいるということです。
そういう文化を外側から眺めてきたであろう“育ちのいいイケメン”を、“男らしくない”と却下する女性もいるかと思いますが、ちゃんと付き合ってみると、実は味わい深い男性だったりします。
ヤンキーチックな口癖で育ちのいいイケメンにドン引きされるのも、1つの恋愛パターンですが、品のいい言葉遣いで育ちのいいぼっちゃんに好かれると、なにかと未来が明るいかもしれませんよ。
(ひとみしょう/ハウコレ)