ハロウィン気分が盛り上がっている昨今。パーティーピーポーと大はしゃぎするのも楽しいけど、パーティーを抜けだして彼氏と二人きりっていうのもやってみたいよね。
だけどそんな素敵なシチュエーションなんてないし、仮に環境が整ったとしても自分なんかじゃ無理……と思っている女子は少なくないよ。自分がモテるイメージなんか全然ないけど、それでもやっぱりちょっとは恋愛したいっていう気持ちもある。
そんな女子たちは日頃どんなことを考えたりやっていたりするんだろう。今日はそのあたりのことをチェックしていくよ。
1.恋愛指南書を読みあさる
「男子はこういう女子が好き」という情報にとっても敏感。こんなヘアスタイルが男子に人気、こんなファッションが男ウケする……次から次へと新しいうわさ話を仕入れてきては変に意識しているよ。
実際にちょっとやってみることもあるけれど、勇気を出して実践したのに男子から気にかけてもらえなかったりすると、期待してた分だけ落ちこんじゃう。
「可愛いモデルさんだからいいんであって、私なんかがやってもやっぱりダメなんだ……」みたいに思って自信をなくし、だんだん実践する気も減っていく。
しまいには最初から実践しない前提で情報を集めるだけに終始しちゃったりするし。集めた情報の重みでかえって身動きがとれない状態になってしまうんだ。
2.神頼みや占いが大好き
お守りやパワーストーン、おまじないグッズなどなど、合理的な根拠のないものの力に頼りたい気持ちがあるよ。
自分が何かすれば彼氏ができるという感覚は持っていないし、そもそも恋愛というものは偶然や運命みたいに自分ではどうすることもできないものだというイメージを持っている。
だからさっきの恋愛指南書も話半分で読むだけだし、一応努力する素振りは見せるけれどそれと同時に神頼みをしていて、心情的にはむしろこっちのほうに重心が傾いている。
自分が何かがんばるのと比べて神頼みの良いところは、恋愛が成就しなかったとしてもあまり自分のせいだと思わされないですむところ。自分を責めずにまた別の占いやグッズに走ればいいから気が楽なんだね。
3.男子が寄ってくると思う
そうは言ってもみんな子供じゃないから、神頼みを本気で信じているわけではないよ。神頼みしつつも、内心ではやっぱり自分で動かなきゃいけないとも思っているんだ。
だからがんばって自分を磨こうとするんだけど、残念ながらそこでもまた誤解しながらやっていたりする。
つまり、自分を磨けば男子が寄ってくると思ってるってこと。虫をおびき寄せる美しい花のように、自分が輝いてさえいれば相手のほうからアプローチしてくるはずだと誤解しているの。人間の世界ではそんなことはないんだよ。
単に一時的にチヤホヤされるだけならそれでいいけど、本当に一途に愛してくれる素敵な彼氏をゲットするためには、自分からアクションを起こして相手とかかわっていくことが大事なんだね。
4.気に入った人とだけかかわる
相手とかかわっていくことが大事と言っても、気に入った男子としかかかわらないのは良くない。
あなたに気に入ってもらえなくて無視されちゃった男子が可愛そうっていう意味じゃなくて、あなた自身の恋愛にマイナスになっちゃうってことだよ。
顔や服装とか見た目のちょっとしたことですぐに相手をアリかナシか判断して気に入った特定の男子としか話さないままだと、せっかくの恋を逃してしまうんだ。
そういう態度が周りから浅ましく思われちゃうっていうのもあるけど、それ以上に、かかわってみなければわからなかった相手の良さを知らないままになっちゃうのが残念。
もしかしたら意外にも見かけによらず彼はあなたにとっての理想の男子だったかもしれないでしょう?
羽林由鶴さんからのメッセージ
彼氏が欲しいとは思うけど、恋愛なんて自分には縁がない……そういうイメージで自分をとらえている女子は、実のある恋愛に向けての行動をなかなかとることができなくなってしまうの。
その結果実際にやっていることと言えば、まるで恋愛からわざと遠ざかっているかのような振る舞いになってしまうんだ。
確かに、恋愛に踏み出さなければ恋愛で傷つくことはないもんね。そして、自分は恋愛に向かないと信じてさえいれば、それを恋愛に踏み出さない理由として使える。
心を脅かされず安全に生きていくために脳が編み出した上手な工夫なんだね。(羽林由鶴/ライター)
(長谷川万射/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)