●恋に効くテクニック
学生時代は「ただ可愛ければ」それだけでもモテるのですが、大学生、社会人になるにつれて中身もだんだん見られるようになっていきます。男性も年齢が上がってくると、ただ可愛いだけでなく、仕事や生活に疲れた心身を癒せる女性を魅力的と感じるでしょう。そのため、相手のことを思って行動できるように心がけるのが大事になってくるのです。押しつけがましくならないよう、あくまで自然に癒すことが大事です。
そんな中で、意識するべきは「お母さん」のような存在。男性にとって母親は特別な存在であり、男性のほとんどがマザコンとも言われるほどです。男性は入院した際に看護師に好意を抱く人が多いというのもうなずける話ですよね。つまり、献身的な愛を与えてくれそうな女性は求められる傾向にあるというわけなのです。しかし、あまりにも甘やかしすぎるとダメな男性を作り出してしまう可能性もあるので、見極めも重要。そんな母性愛を醸し出し、癒しオーラを身にまとえるようになれば、あなたもモテ女子に。母親を意識して癒しをポイントに!
●恋に効く食のメソッド
ビーツは、ロシアの伝統料理であるボルシチに使われている赤いカブ。日本では調味料としても使われているてんさいの原料にもなっています。近年、ビーツの成分として注目されているのが「NO(エヌオー)」とよばれている一酸化窒素です。この「NO(エヌオー)」は、血液の流れをよくするだけでなく、血管自体の筋肉を柔らかく拡張させる作用があるため、血栓を予防する働きがあります。さらに、血流量を増やして体内の酸素が効率よく使われる手助けをする働きがあるため、筋肉増強や持久力アップが期待できるだけでなく、疲労を回復させることもわかっています。また、全身の血行がよくなれば、基礎代謝率も高まり、ダイエットの効果も期待できます。
また、ビーツには、天然のオリゴ糖や食物繊維が含まれているので、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の働きを抑制するだけでなく、老廃物やコレステロールを体外に排泄する働きがあります。便秘や下痢気味の方は、積極的に摂るようにするとよいでしょう。他にも、ビーツに含まれるベタインという成分には、肝臓の機能を高めたり、肝臓に脂肪がつきにくくする働きがあるため、肝硬変や脂肪肝を予防する働きがあると言われています。
そこで、恋を引き寄せる女性になるためのレシピをご紹介いたします。
●恋を引き寄せるレシピ
☆ボルシチ☆
ビーツは「飲む輸血」や「奇跡の野菜」と呼ばれる程リン、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウムが豊富で栄養価が高い食材。血管の筋肉を柔らかくして血流を増加させることで若々しくなり、アンチエイチング効果を発揮させます。
身体の中から美しくなって、意中の彼を魅了させてみて。
・材料(2人分)
ベーコン…100g
玉葱…1個
人参…1本
ジャガイモ…1個
ビーツ(缶詰)…200g
オリーブ油…大1
A コンソメスープ…500cc
塩、こしょう…各適量
サワークリーム…適量
パセリ…少々
・作り方
1.ベーコンは1cm幅に切り、玉葱、人参、ジャガイモは皮をむいて拍子切りにする。
2.鍋にオリーブ油を熱しベーコンを炒め、玉葱を加えて透き通るまで炒める。
3.人参、ジャガイモ、Aを加えて沸騰したら灰汁を取り、ビーツを加えて15分程煮る。
4.皿に盛ってサワークリームをのせ、パセリのみじん切りをふる。
●おわりに
母親のイメージってどんなものでしょう。あたたかい・優しい・慰めてくれる…などなど、ほっこりしたものですよね。料理で考えてみても、味付けが濃かったり、刺激物が多かったりではなく、健康的で身体があったまるようなものを想像しませんか?このビーツのボルシチは、まさにロシア家庭料理の定番。自分で食べてキレイになるもよし、男性に作って株(カブ)を上げるもよし!の究極の一品かもしれませんね。
(脇田尚揮/ライター)
(HITOMI/料理監修)