結婚…女の子として生まれてきたからには、人生のテーマとも言えるべきものの一つかもしれません。最近は結婚自体にあまり価値を見出さない人も増えつつあるようですが、それでもやはりどこか心の隅で気になるものですよね。
そこで今回は、占い師/認定心理士として数々の恋愛相談を受けてきた筆者が、結婚前に知っておきたい4つのことをご紹介したいと思います。
1.身体の相性が良いと、結婚生活は上手くいくという事実
日本人的な発想だと、結婚は精神的なものと捉えられ、身体的な繋がりで結ぶという発想は、なんだか不純とされがち。
でも、実は結婚生活が長続きする要因の一つとしては「身体の相性がいい」というのが挙げられます。
その判断方法としては、例えば、触られても嫌じゃない、とか、肌を寄せた時(握手でもOK)に何だか吸い付くような感触がある、などです。
他にも相手の体臭が気にならない、むしろ好きかも…となれば、身体の相性はGoodと言えるでしょう。
2.離婚率が低いのは、実は「一目惚れ婚」だった!
一目惚れ…これは、一目見ただけで、相手の性格やステータスなどお構いなしに好きになってしまう現象のことです。
これも聞く人が聞くと、「軽々しい」「惚れっぽい」などマイナスイメージに思われがちですが、実は最も純粋な愛の形なんです。
なにせ相手の条件にとらわれず好きになるのですから…。欧米のある研究によると、一般的な付き合いから結婚に至ったカップルと、一目惚れから電撃結婚に至ったカップル、離婚率が低いのは後者だというデータもあるくらいです。
3.安心するのは1番、ドキドキするのは2番
若い頃の恋愛にとかくありがちなのは、「ドキドキ」や「ときめき」を追い求めてしまう点と言えます。心が高鳴り、脈が上がるような恋は確かにスリリングで、まさに「恋してるっ!」という感じかもしれません。
しかし、案外そういった恋から結婚に至ったケースは、離婚の憂き目に遭うこともしばしば。
実は、本当に長続きする恋というのは、なんだかわからないけど「安心できる」という感覚なのです。運命のヒトを見分けるポイント、それは「安心感」な訳ですね。
4.男性の結婚観はドライ、女性の結婚観はロマン
女性は結婚後の自分をロマンティックに想像します。こんな家に住んで、何人くらい子供がいて、旦那様が毎日うちに帰ってきて、時には旅行する…といった具合に。
しかし、男性は、養育費がこれくらいで、マイホームのローンが何十年かかって…と現実的に結婚を考えています。
この差があるからこそ、男女の良さが活きてくるのですが、結婚直前に破談になるカップルは、「この差」に気づけていないケースがほとんどかもしれません。
おわりに
「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」などとはよく言われますが、確かに人を好きになるという感情は、科学的には脳内の麻薬物質ドーパミンによって引き起こされるもの。
そのドーパミンも2、3年で尽きてしまい、好きで結婚した相手も「あれっ?どこが好きだったんだっけ」と我に返ってしまうようです。
結婚は慎重すぎてもチャンスを逃しますが、急いでも貧乏くじを引いてしまうみたいですね。どうぞバランスを大切に…。
(脇田尚揮/ライター)
(下薗なおこ/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)