よく、「元カレがしつこすぎてヤバイんだけど(笑)!」みたいな話って聞きますよね。
でも、よくよく聞いてみたら、本当にヤバイ。「てかそれ、本当に警察に相談したほうがよくない……?」くらいに思ってしまうようなことってけっこうあります。
そこで今回は、20代女子30人と一緒に「もはやただごとじゃない、元カレのストーカー的言動」について話し合ってみました。
された覚えがあるものは、いくつかありませんか?
じっさいに、ストーカー被害でもっとも多いケースのひとつが「元カレによるもの」だそうです。怖いですね……。
1.毎日LINE
「返信がまったくこないのに、毎日毎日電話やメール、LINEをとにかくし続ける。
これは結構ガチっぽいというか、怖いよね。私だったら男友達とかにまず相談して、助けてもらう」(美容師/25才)
いっさいこちらが返信をしていないのに、懲りずに連絡をし続ける。
これはもはや完全にストーカーと一緒ですよね。もちろん対策として、着拒やLINEのブロックなども、すぐにすべきです。
2.家に勝手にくる
「私、元カレが勝手に家に来たことがある。あれは本当に怖かったし。だって合鍵使って家に入ってるんだよ? さすがに警察呼んだし、鍵も変えた」(大学生/23才)
これはどうやら、法律的にもアウトみたいですね。ふつうに犯罪だそうです。
それにしても、怖すぎますよね……。別れたら家の鍵を変えるのは、じつはけっこうマストかも?
3.「おかしくなりそう!」
「脅迫めいたことを言ってくるのも怖いよね。ああいうのって、反応するのが一番ダメなんだって。だから、無視、無視」(出版/24才)
「連絡返してくれないと家行くから!」とか、ひどい場合には「もう死んでやる!」みたいな過激なことを言って気を引こうとする元カレも多いです。
でも、ぜったいに気を引くことだけが目的ですし、そもそもこんなことを言う時点で人としておかしくなっちゃってますから、絶対に対応しないこと。
4.優しく誘って、会って暴言
「一番引っかかりやすいのは、ただ『本当にもう一度ちゃんと話したいだけだから、お願い』って言われて会ってみると、復縁を強く迫られて、断ると、『ふざけんな!』とか言って激昂してくるパターンね。だから、こういうのは会っちゃダメなの」(営業/25才)
「ちゃんと話したいだけ」と言いつつ、むこうも少しは復縁を期待してるんでしょうね。「会えばまた俺のこと好きだって思ってくれるはず」って。
だからこそ、心を鬼にして「会わないよ」と伝える勇気が必要ですね。
おわりに
笑って友達に話せているうちはまだマシです。けど、こういうのがエスカレートしてニュースとかになっちゃうような最悪なケースになってしまうんです。
「これ、ヤバイかも」と思ったら迷わず、「警察に相談します」と言ってくださいね。「もしも」があってからでは遅いですから。
(遣水あかり/ハウコレ)
(柳内良仁/カメラマン)