巷で話題になっているゆとり世代。ゆとり世代にとっては何気ない行動や習慣も、ちょっと上の世代から見ると「やっぱりゆとりだなぁ……」と思われてしまうことは少なくないようです。
でも、具体的にどういった言動がゆとりっぽく映ってしまうのか。あなたは考えたことがあるでしょうか?
そこで今回は、ゆとり世代彼女を持つ男性への取材を元に、年上彼氏と付き合っている女子が気を付けたいゆとり行動についてリサーチし、まとめてみましたのでご紹介します。
1.仕事に対する熱量が少ない
「決して仕事を疎かに考えているわけじゃないと思うんです。
でも、割り切って仕事をしている分、趣味や恋愛を楽しもうってタイプが多い気がします」(28歳/会社員)
夢を見るのが大変な現代だけあって、「こんなものでしょ」と悟ってしまっているゆとり世代は多いみたい。
あなたも仕事は仕事と割り切って頑張りながら、あとは恋愛、趣味といった好きなことができれば……と思っていませんか?
でも、やれる力量がありながら、それをみすみす手放してしまうのは勿体無いもの。最近は共働きの夫婦も多いので、男性並みに稼げるのなら彼氏も経済的に助かるはずです。
女性として一皮剥けるためにも、仕事を通じて自分を成長させることも、彼との今後のためには大切なことなのかもしれませんね。
2.倹約家過ぎる
「『将来が不安だから』と手取りのほとんどを貯金に回している彼女。
倹約志向は買うけど、俺にくれるバレンタインチョコまで安物で済まされたのはちょっと堪えた」(29歳/販売)
なかなか景気の先行きが見えず、給料も上がらない時代です。「この先、何があるか分からないから」と、お金を一切使わない倹約家タイプのゆとり世代は少なくないようです。
でも、好きな人へのプレゼントまでケチってしまうと、さすがの彼もちょっと落ち込んでしまいそう……。
せっかく自分で頑張って得たお金ですので、彼へのプレゼントはもちろん、自分の趣味に使うことで自分磨きにもつながるはず。
ふたりの関係を良好にするためにお金を使うというのも、きっと近い将来違った形であなたに返ってくるはずですよ。
3.気の合わない人とは付き合わない
「彼女には『もっといろいろな人と付き合ってみたら?』とは言っています。
話を聞いていると、決まった人としか遊んでいないみたいだから……」(29歳/会社員)
人付き合いが苦手といわれているゆとり世代。
「気の合った友達が数人いればそれだけで十分」という女子も多いかもしれませんが、交流関係を広げることで自分の価値観は広がっていきます。
自分の価値観が広がることで小さなことで悩まなくなったり、彼との関係にも変化が表れるはず。
人生の楽しみの大半は人との関わりの中から生まれるものなので、いろいろな人と接しながら女性としての魅力をより一層高められるといいですね。
4.自分に自信がない
「付き合っている彼女がゆとり世代への批判に落ち込んでいる姿を見ると、もっと自分に自信を持ってもいいのになって思います。
ロスジェネ世代の俺たちも『すぐ仕事を投げ出す』とか、あれこれ批判があったので」(30歳/公務員)
そもそも、ゆとりになりたくてなったわけではないですはず。開始当初はゆとり教育が素晴らしいともてはやされていたのに、今さら批判されても困ってしまいますよね。
でも、ゆとりという言葉がすっかり定着した昨今、「じゃあ他の世代はどうだったのか?」と話を振ってみると、共通の認識が生まれてきそう。
恋愛だけではなく、他の人間関係でもゆとりの話題をきっかけに、自分たちの魅力を積極的にアピールしていけるといいですね。
おわりに
いかがでしたか。世間ではバッシングも多いですが、世代を超えても似たような傾向や特徴は多かれ少なかれあるものです。
「たしかにそうかも」と思う所は受け入れて、でも主張すべきところは主張して、他の世代とも良好な関係を築いていけるといいですね。
(柚木深つばさ/ハウコレ)
(大倉 士門/モデル)