持ち上がった元カレとの復縁話。嬉しくてつい、「即OK」しちゃう女子も多いはず。
しかし、復縁したカップルのうち、半数以上が長続きせずまた別れてしまっています。
せっかくヨリを戻しても、またつらい思いをするのはもうコリゴリですよね。
今回は、復縁を考えている女子へ向けて、今度こそ幸せを手に入れるために確認すべき「4つのポイント」をお伝えします。
焦らずじっくりと、過去から現在、そしてこれからの2人を考えてみませんか。
チェック1.別れた原因、ちゃんと分かってる?
「一度は別れてしまった原因があので、それと真摯に向き合わないことには、きっとまた同じことで歯車が狂い出す気がします」(24歳/デザイナー)
「何となく別れて、また付き合って~みたいな、はっきりしない関係は要注意。元カレと戻ったけど、気付いたら結局セフレになってたし。
慣れてて気を遣わないからって、都合の良い女になっちゃダメだよ」(21歳/専門学生)
「因果応報」ということわざがあるように、物事には必ず原因と結果が存在します。
同じ原因からは同じ結果しか生まれません。
なので、まずは「別れの原因」に焦点を当てて、もう一度二人で振り返ってみましょう。
もう二度と、同じ過ちを繰り返さないようにすることが大切です。
2.別れの原因を今度はどう解決する?
「就職した年上彼の初勤務地が地方だったので、物理的な距離感に耐えられなくなり破局。
その後、彼が異動で近くに戻ってきたのでヨリを戻しました」(23歳/大学生)
「彼氏のDVとか暴力が原因の場合は、ほとんどの場合繰り返すから。戻らない方が自分のためだと思って、きっぱり断るべし!」(22歳/大学生)
お互い嫌いになって別れたわけではなく、自分たちではどうしようもない何か別の原因によって別れたのならば、復縁後もスムーズかもしれませんが、「暴力」など、二人の間に問題があったのであれば、復縁は考え直した方が良いかも。
また、「俺が悪かった。次は気を付けるよ」というような、漠然とした誓いを立てるだけでは、その効果に持続性は望めません。
できるだけ具体的な解決策を2人で模索していきましょう。
3.相手に対する恋愛感情は今もある?
「5年も付き合った人だったから情に流されて復縁しちゃったけど、『好き』という感情とは違うなって後から気付いたんだよね」(25歳/公務員)
新しい恋にはそれなりのエネルギーが要ります。一方、過去に付き合った人、特にその期間が長ければ長いほど、相手への未練や名残惜しい気持ちが膨らんで「情」がわきがち。
一人になる寂しさ、新しい人とまた一から関係を築き上げる大変さを考えると、元カレとの関係は楽で心地良く、「情=好き」という勘違いを起こしやすくなるのです。
この「情」と「恋愛感情」を区別するためにも、お互い自分の気持ちを整理する冷却期間が必要です。
「本当にもう一度好きになれるか、情で付き合おうとしていないか」と自分に問いかけて、ゆっくりじっくり考えることをおすすめします。
4.「新しく始める」という気持ちになれる?
「『元カレ・元カノとやり直す』って思うと何だかすごく重く感じるから、私たちはお互い悪かったことは反省しつつも『まっさらな状態から再出発するんだ』って思うようにしてました。
『一度は付き合ってたから言わなくてもわかるでしょ』っていうのをなくしたり、『前と結局何も変わってない!』って責めないようにしたりとか」(24歳/医療事務)
反省点までまっさらにしてはいけませんが、このような意味で「前までの付き合いを忘れる」ことは、実は2人が復縁後うまくいくための効果的な方法です。
「以前付き合っていた」という事実を大前提にしてしまうと、知らず知らずのうちにわがままを言ってしまったり、相手を許せなくなってしまったりします。
もっと言えば、復縁した後はこれまで以上に広い心を持ち、これまで以上に相手を許す気持ちがないと、長続きさせるのは難しいでしょう。
おわりに
「別れた相手と二度と会わない」という人も多い中、もう一度付き合いたいと思える、そんな相手がいるのは、運命で結ばれているのかもしれません。
復縁して、過去の別れを笑い飛ばせるくらい幸せになるために、少しだけ立ち止まって今の2人の状況を客観的に判断してみて下さいね。
(成瀬いづみ/ハウコレ)
(横田 彩夏/モデル)
(柳内 良仁/カメラマン)