5月は一年で一番美しい季節。
最近では、冬の次は夏…という感じですが、それでも、真夏に比べればまだまださわやかで良い季節です。
日本より春の遅いフランスでは、4月20日から5月20日ぐらいまでが花が咲き乱れる季節なので「花月(フロレアル)」とよんでいたこともあるそう。
そんな花の季節にぴったりの「花占い」をご紹介しましょう。
☆バラの花びら占い
古くからヨーロッパでおこなわれている「バラの花びら占い」です。
<やり方>
本来は彼とふたりでバラの花びらを一枚ずつ、川に投げ入れるのですが、片思いのあなたは、ひとりで二枚の花びらを投げ入れてください。
川の流れの中で、二枚の花びらがくっついたら、二人の未来はバラ色。ゴールイン間違いなし。
離れていればいるほど、二人の未来にたちふさがる壁は厚いということに。
☆マーガレットの花びら占い
「好き、嫌い」と唱えながら、花びらを一枚ずつはがしていく、おなじみの恋占い。
この恋占いに使う花は正式にはマーガレットですが、デイジーで代用することもあります。
<やり方>
好き、嫌いといいながら、花びらを一枚ずつはがしていきます。最後の一枚をはがすときに唱えていた言葉が相手の気持ちです。
☆たんぽぽの綿毛占い
マーガレットの花びら占いの変型版。花びらではなく、たんぽぽの綿毛を使って占う方法です。
<やり方>
「愛してる」といってたんぽぽの綿毛をひとふき、「愛してない」といってひとふき、「すごく愛してる」といってひとふき。綿毛が全部吹き飛んだときに唱えていた言葉が相手の気持ちです。
☆デイジーの花びら占い
デイジーの花を右手でもち、目をとじて、左手で花びらをつかみとります。
何枚の花びらをつかみましたか?
その花びらの数と同じ日数がたったときに恋のチャンスがおとずれます。
7枚なら7日後、10枚なら10日後。
このチャンスをしっかりつかんでくださいね。
☆すずらんのプレゼント
フランスでは5月1日はミュゲ(すずらん)の日。
この日、すずらんの花束を好きな相手に売って、コインをもらい、そのコインにおまじないをかけると両思いになれるというジンクスがあります。
でも、実際にこれを行うのは難しいですよね。最近では、すずらんを好きな相手にプレゼントすると恋が叶うといわれています。
すずらんは「妖精の杯(カップ)」「妖精の階段」という別名をもつ、幸運をよぶ花。
好きな相手がいないなら、窓辺に飾っておくと、近いうちに恋の相手と出会えるはず。
自分が育てた花ならさらに成功率が高くなります。
☆おわりに
植物は、人間と同じようにエネルギーをもっているといわれており、花を部屋に飾っておくだけでもパワーアップできます。
また、花をすぐに枯らしてしまうのは、とても疲れているから。花があなたの邪気を吸収してくれているのです。枯れた花はすぐに処分するようにしましょう。
ドライフラワーより生花の方がおすすめです。
花はあなたの恋の行方も教えてくれます。
花占い、是非お試しを。
(小泉茉莉花/ハウコレ)