「愛され女子」という言葉がありますが、逆に言えばそこに当てはまらない女子は「無関心女子」または「愛されない女子」ということになります。
とは言っても、自分ではどこに自分が分類されているかわからないですよね。
そこでアン・ミカさんによる『アン・ミカの幸せの選択力』より「愛されない女子」がやりがちなことについてご紹介します。
もし「当てはまっている!」と思うものがあった方は少しずつでも改善を目指してみてはいかがでしょう。
1.男性を追いこむ
「「なんで◯◯してくれないの?」「どうしてあなたは◯◯なの!?」
女性が男性に対して口にしがちな言葉です。パートナーに向かって、あなたはこんな言い方をしたことがありませんか?(中略)
女性からこのフレーズを投げつけられたら、男性は逃げ場がない。壁際まで追い込まれて「ごめん」としか言いようがありません。
このようなフレーズは、男性のプライドを傷つけてみじめにさせ、謝らせるだけの言葉とも言えるでしょう。」
「なんでしてくれないの?」このセリフを男性に言ったことがあるという方は注意!
女性からすると「自分の気持ちをわかって欲しい」という程度の可愛いものかもしれませんが、この言葉を受けた男性は、プライドを傷つけられたと感じて愛情が減ってしまうそう。
どんなに自分の気持ちを相手に伝えたいと思っても、彼の行動が自分の意に反したものであったとしても、この言葉だけは使わないように気を付けましょう。
2.自分の考えに男性を当てはめる
「パートナーのことを理解したいし、もちろん、自分のことも理解してほしいと思うのは自然な感情です。
でも、他人同士ですから100%理解し合えることは不可能に近いですし、男性と女性では、脳が根本的に違うもの。(中略)」
同性でも意見が別れることがありますが、これが異性となるとより一層様々なタイミングで意見の食い違いが生じて理解するのが難しくなります。「なんでわかってくれないんだろう…」「なんで私と違う考え方なんだろう…」という考えは衝突の元にもなります。
そもそも男性は女性とは根本的に異なると思っておけば、全てを分かり合いたいと思うこともなく「そういう考え方もあるんだな」という程度で受け止めることができるのではないでしょうか?
3.愛情を求める
「愛する人と同じ道を歩み始めた当初は、誰でも相手のちょっとした言葉や行動で愛を感じ、幸せな気持ちに包まれるものです。そのような相手と巡り合ったことに感謝もするでしょう。
ところが、だんだんと相手の愛情表現に慣れ、相手の存在自体も当たり前になっていく…。そして、人は知らず知らずのうちに、「もっと、もっと」と相手に多くを求めるようになりがちです。」
付き合いが深く長くなっていくと、その環境に慣れて相手に多くを求めてしまいがち。それは相手に負担を強いることでもあります。
愛情は求めるものではなく与えるものなのだと考えていたほうが、多くの幸せを分かち合えますよ。
4.大切なことをメールや電話で済ます
「なんでもかんでも電話やメールで用件を済ますのではなく、場合によっては、きちんと相手と向き合って話したほうがいいこともあるのではないでしょうか。
その最たる例が、お互いの人生に影響を与えるようなことを伝える時。例えば、恋人に別れを切り出す場合です。(中略)
愛していた人なのですから、別れる時にも、愛を注ぐべきではないでしょうか。」
面倒なこと、避けたいことが起きた時に直接会って話をするのではなく、メールや電話で伝えてしまうのはマナー違反です。
例え、相手に泣かれてもケンカになっても、一度はお互いに好きになった相手であるならば、真摯に向き合って直接気持ちを伝えるのが、ちゃんとした別れ方ではないでしょうか?
恋の始まりだけでなく、キレイに終わらせることができるのも「愛されない女子」にならないためには必要なことだと言えそうです。
おわりに
言動を振り返ってみると「やっていたかも…」と心当たりのある項目があった方も多いのではないでしょうか?
パートナーなど近い存在であればあるほど「自分のことをわかって欲しい」「自分のために何かをして欲しい」という気持ちが働きがちですが、それをやってしまうと「愛されない女子」になってしまいます。
身近な人ほど大切に、愛情をたくさん注いで、簡単な言葉もメールで済ませるのではななく直接伝えるようにしてみましょう。
参考図書:アン・ミカ『アン・ミカの幸せの選択力』大和書房
(栢原 陽子/ハウコレ)