甘えに関しては『甘えの構造』という名著があるように、心理学的にものすごく奥深いもののようです。
だから親に愛されてこなかったと思い込んでいるひとの甘えは、底なしだったりもします。
が、今回はPOPに、カップルにおける甘えについてご紹介したいと思います。
題して、彼がじつは待ち望んでいる「彼女からの甘え」。
さっそくご紹介しましょう!
1.1度は「帰りたくない」と言ってほしい
「ぼくの彼女はデートの終わりにいつも笑顔でバイバイと言います。1回でいいので『帰りたくない』と言ってもらいたいです」(22歳/大学生)
別れ際の心理って、わりと複雑だったりしますよね。中島みゆきさんの歌詞に見るまでもなく、気の強いひとほど笑顔で別れるということもあります。
ときには甘えてみると、もっと彼とラブラブになれるかもしれません。
2.1度は「ホテル行こ」と誘ってもらいたい
「ぼくはあまりバイトをしていないので、お金がありません。それを知っている彼女は、ぼくにお金を使わせるのが悪いと思っているのか、『ホテル行こ』と言いません。
1度でいいから彼女からホテルに誘ってもらいたいです」(20歳/大学生)
男子って、女子からホテルに誘われることを夢見ています。「そんなのありえない」と思っているんです。
だから彼女から「ホテル行こ」と誘われたら、晴天の霹靂みたいに感じて、超うれしいのです。
ときには彼のお財布事情を度外視して甘えることも大事だと言えます。ときには、ね。
3.「背中のファスナ下ろしてよ」
「彼女に1度だけ、背中のファスナを下ろしてよと言われたことがあります。
あれ、めちゃ嬉しいです。もう1回そうやって甘えてくれないかな」(25歳/フリーター)
女子のワンピースなどの背中のファスナって、男子は彼女の部屋の鍵とおなじように解釈していると思われます。つまり彼女の超個人的な秘密と思っているということです。
女子の秘密を、「あなただけに」的に彼に触らせる。これは秀逸な「女子の甘えのテクニック」ですよね。
4.洋服の袖をつかむ
「定番ですが、デートのとき、ぼくの洋服の袖をつかんでもらいたいです。なんかかわいく甘えている女子という感じがするんです」(24歳/IT)
男子が抱く「女子の甘えているシーン」って、わりとステレオタイプなんですよね。袖をつまむ。
バイクの後ろに乗る……例示として不採用にしたいところですが、定番ネタもあったほうがいいでしょうから掲載しました。
5.俺の胸板で寝てくれ!
「1度でいいので、おれの胸を枕に寝てほしい! 寝てもらうために毎日筋トレをしているんです!」(26歳/建築)
一般的に言って、ガタイのいい男子は、じぶんの筋肉を誇りに思っていて、場合によってはそこで寝てもらいたいと思っています。
「自己筋肉フェチ」みたいなものですが、フェチだけあって論理的に解説ができません。マッチョな彼をお持ちのかたは、胸で寝てあげたら?
おわりに
いかがでしたか?
カップルでちょっとずつ甘えあうというのは、すごくいいことだと心理学者はいいます。精神的に自立しているひとほど、甘え上手だとも言います。
彼がやってほしそうな甘えのパターンを考えて、次に彼に会ったときに、甘えてみてはいかがでしょうか。
(ひとみしょう/ハウコレ)