こんにちは、ライターの矢沢ゆうです。
近年、サブカル男子という言葉をよく耳にするようになりました。
サブカル男子と聞くと「こだわりが強い」「好きな女優は宮崎あおいか二階堂ふみでしょ」というような印象が出てくるかと思います。
数多くのサブカル男子に対する声をまとめると「何かちょっとウザい・・・」か、逆に「そのこだわりが素敵」というところでしょうか。
そこで今回は、私、矢沢ゆうの周囲にいる厳選した「サブカル男子」たちへの取材を元に、サブカル男子がどんな人たちなのかをご紹介したいと思います。
1.異常なまでのロックバンド愛を持っている
「やっぱさ、エモい曲を演奏しているバンドが1番良い!これに尽きる!!」(20歳/大学生)
はい、きました。「エモい」という言葉。これはサブカル男子が大好きな言葉の1つで、哀愁があるといった意味で使われます。
エモい曲を演奏しているバンドって何?と思いますが、きっとあなたには分からないバンド名がたくさん出てきます。
しかし、そんなサブカル男子たちを惹きつけるバンド名が・・・それは「ASIAN KUNG-FU GENERATION」。アジカンと呼ばれる4人組ロックバンドです。
彼らの音楽の原点はアジカンにあるので、会話に困った時は「アジカン良いよね~」なんて言っておくといいかもしれません。
2.やたらとこだわったヘアースタイル
「俺のこの髪型、マッシュで刈り上げてもらっているんだけど、結構お気に入りなんだよね~」(23歳/会社員)
サブカル男子がする三大髪型は「マッシュ系」「刈り上げ系」「ぼさぼさ長髪系」です。
95%の確率でマッシュ系+刈り上げ系の髪型をしていますが、ごくまれにぼさぼさ長髪系がいたりします。
また、これは筆者の持論ですが、サブカル男子の髪型は何かしらのバンドマンを意識していることが多いです。
バンドマンが分からない!と思っても「雰囲気がバンドマンっぽいね~」の一言を彼らに言ってあげれば、もうサブカル男子の心はロックフェス並みの興奮状態になります。
3.何故か高円寺と下北沢マニアが多い
「高円寺と下北沢には可愛い古着屋とか美味しいお店があるからさ・・・あ、今度、案内するよ?」(25歳/飲食店員)
高円寺と下北沢といえば「おしゃれな街」として若者から人気を得ています。
この2つの街は可愛い古着屋さんや美味しいカフェなど、サブカル男子が好きそうなお店がたくさん集まっています。
だからといって案内して欲しいと思うかは個人の差ですが・・・。
しかし、サブカル男子と距離を縮めてみたい!という女性は、1歩踏み込んで「美味しいお店に連れていって!」と言ってみましょう。
4.こだわりが強すぎるため交友関係が狭い
「俺は自分の趣味を人と共有したいんだけどそれが出来る友達がいないんだよね・・・」(27歳/アパレル店員)
こだわりが強く独特な世界を持っているのがサブカル男子なので、あまり人と関わらずに生きてきた人たちが多いです。
ましてや女の子と喋ることなんてろくに出来なかった人たちだと言っても過言ではありません。
そうです、サブカル男子と喋れるということはそれだけでも十分、凄いことなのです。
「へぇ、そうなんだ!もっと詳しく教えてよ!」と彼らの趣味を認めてあげることで、サブカル男子との距離が一気に縮まります。
サブカル男子が趣味を楽しそうに話し始めた時、それはあなたに心を開いたと考えてもいいでしょう。
5.サブカル男子と長く付き合うために
サブカル男子と付き合っていると、相手の話をずっと聞いているだけ、相手の要望どおりのデートをするだけ、と相手の色一色に染まってしまうことがあります。
最初はいいなと思っても、だんだん退屈してくる場合もアリ。
そんな時、相手の得意分野で新しいことを提案しても却下されてしまいます。
例えば音楽好きのカレに、アナタが好きなバンドのライブに行きたいといっても、「そのバンドはあんまりセンス良くないし」など却下されてしまいがち。
相手も自分も知らない世界へ誘ったほうが、もともと好奇心の強いカレなので認めてくれるでしょう。行ったことのないパワースポットへの旅行、美術館など感性を刺激される場所など大好きなはず。センスを高め合える関係になれば長続きするでしょう。
おわりに
サブカル男子は面倒くさい!なんて思いますが、彼らが周りにいると世界が広がります。
サブカル男子って意外と愛すべき人種なのかもしれませんね。
(矢沢ゆう/ハウコレ)