恋が始まれば、いつかは終わりが来てしまうもの。少なからず真剣に向き合ってきた相手ならば、失恋から立ち直るには相当な気力と時間を捧げなければなりません。
それはいわば、自分との戦いで、じっとしていては何も解決しないもの…。
そこで、その「戦い」に既に「勝っている」とされるアクション、つまり、失恋の痛手を乗り越えたとされるサインについて、ご紹介します。
1.恋愛映画で感傷に浸らず、ジムへ行った
失恋すると、何か他のことをしていても急に涙が溢れてきて、「どうして別れなければならなかったのか」などと感傷に浸り始めてしまいます。
すると、悲しさや後悔の念に増々駆られてしまい、普段当たり前のことが出来なくなってしまうものです。こんな時は、自分を奮い立てるように、無理してでも「動くこと」が大切。
そして、それができているあなたは既に「勝者」です。
「あなたは実際にジムへ行き、悲しみやストレスをコントロールしています。
自分が可哀想な人になったような気分で座ってばかりいるよりは、体を動かすことで得られる自分の『進歩』に喜びを見出しているのです。
『ブリジット・ジョーンズの日記』を見ながらピザを食べるなんて、もってのほかです!(『cosmopolitan.fr』より翻訳引用)」
「同じ傷を分かち合う」かのように、主人公が失恋をし、そこから奮い立っていく姿を描く映画を見るのは、時にはいいことかもしれません。
何よりも勇気をくれるし、一瞬でも悲しみを忘れることができます。
でも、他人の人生を見ている時間があったら、自分の人生の中で実際に起こった悲しみに、真っ向から戦うことに時間を費やしたいもの。
動くことで、次の人生の目標も見えてきます。
2.もうアパートの大掃除は完了している
普段相手と過ごしていた、自分の部屋。一緒に暮らしていた相手だったら尚更、相手の物と自分の物が入り混じった状態になっているはずです。
別れた時に相手が持ち去ったとはいえ、タンスの奥や本棚の中には、何かしら置き忘れていった物があるはず。
失恋の後の「戦い」の勝者は、それらを見つけるべく、まずは大掃除をするのです。
「あなたは、相手を思い出させるようなもの全てをアパートから完全に排除しています。
相手が残していった古い下着や本、ちょっとしたプレゼントなど、全てを捨て去っているのです。(『cosmopolitan.fr』より翻訳引用)」
3.携帯電話の番号は既に削除している
「別れた後も友達でいよう」なんて、それはきれいごとに過ぎません。これでは「別れ」の意志をくじかせるばかりか、新しい人生の足かせとなるだけでしょう。
「友達でいるのだから」と理由をつけ、携帯に相手の電話番号をそのまま残しておいては、その時点で「敗者」。
「勝者」は容赦なく、ピ————ッと通信記録もろとも削除しています。
4.相手からの突然のメッセージにも余裕の対応
いくらこちらが相手の携帯番号を消していたとしても、相手から突然メールが入ることもあるでしょう。そんな時、「勝者」はどんな対応をするのでしょう。
「夜中の1時に、別れた相手から『おーい、元気?』なんていうメッセージが入っても、あなたには相手への『慈悲』の思いしかありません。
さらに、『LOL』(欧米で使われる「大笑い」という意味のマーク)とだけ返信したら、それこそ(あなたの勝利に)ボーナスポイントが加わるでしょう。(『cosmopolitan.fr』より翻訳引用)」
「ああ、まだ相手は自分のことを忘れられずにいるのか」の後に続く感想が、「可哀想に」なんて気持ちにでもなったら、完全にあなたは失恋の痛手から立ち直っているのでしょう。
おわりに
失恋から早く立ち直って、新しい出会いを求めるためにも、まずは心の整理をつけることが大切です。そのプロセスの中で、ジッと立ち止まっていては何も始まりません。
「何もする気力がない」なんて人は、まずは上のことを試してみてはいかがでしょう。相手を早く忘れるのを手助けしてくれるはずです。
参照
http://www.cosmopolitan.com/sex-love/news/a38016/signs-youre-winning-the-breakup/
(Mao/ハウコレ)
(横田 彩夏/モデル)
(柳内 良仁/カメラマン)