環境が変わる4月。会社で、プライベートで、なるべく人間関係の摩擦を避けたい。そして、なるべく早くみんなと仲良くなりたいものです。
今回は、「会話」という観点から、コミュニケーションを円滑に進める方法をお伝えしたいと思います。
1.話すスピードは相手に合わせる
言葉と言っても言葉遣いだけ気にしていてはいけません。
意外にも知られてないのが「話すスピード」の大切さ。話すスピードはあなたの印象を決めてしまうものでもあります。
例えば、少し早めのペースで話す人はテキパキしている印象ですし、ゆっくり話す人はおっとりした印象を与えています。
好きな人に一番しっくり来るなと思われるスピードは、どれくらいだと思いますか?
実は、相手の話すスピードと同じスピードが1番安心すると言われています。
心理学・カウンセリングの世界では「ペーシング」といって相手の話すスピード・呼吸を合わせるという技術があります。
話すスピード、つまり呼吸のタイミングが同じだと、無意識に安心してしまうのです。初対面や気になる人には是非試してみてください。
2.小さな行動を相手に合わせる
仲良くなった友達と、言動や行動が似てくることってありますよね。
友達が好きなお店を好きになったり、自分の趣味を友達も趣味にしたり。交友関係が深まると、お互いの行動が似てくるものです。
また、自然に似てくるだけでなく、あえて相手の行動を似せることで親近感を与えることも出来ます。初対面の場合は、会話の中で飲み物を飲むペースを合わせることや、スマホを触る時間を合わせることが第一ステップです。
「感覚が似ている」と無意識に訴えかけることが出来れば、自然と心を開くことが出来、親密だと感じやすくなります。
これは、会話自体が苦手なあなたでも簡単にチャレンジできる内容です。
3.相づちのバリエーションを増やしておく
新しく色々なことが始まると、話すことが増えると同時に、話を聞く機会も増えていきます。
せっかく一生懸命話を聞いていても、相づちのバリエーションが少ないと、相手は「聞いてもらっていない」と感じてしまうことも。
そんな勿体ない事態を避ける為に、事前に様々な相づちのバリエーションを持っておきましょう。
基本の相づちは、はい、そうなんですね、なるほど、うんうん…などかと思います。これらを言うスピード、うなずき方に変化を付けましょう。
さらに、相づちに一言付け足すと、それだけでもバリエーションが増えます。
例えば、「なるほど!それは知りませんでした。」や、「そうなのですね、それは素敵ですね。」…とこんな具合です。
きちんとした相づちを取れれば、コミュニケーションも一気に深めることが出来ます。相づちが疎かになりやすい恋人同士の関係にも使えますね。
4.共通の言葉をもつ
女子高生は新しい言葉をたくさん生み出します。
そして、その新しい流行を取り入れることで仲間意識を高めたり、コミュニケーションを深めたりしています。
あなたも仲良しグループに名前を付けたり、自分たちしか分からない言葉を使っていた経験はありませんか?
そんな言葉を使うと、一気に仲良くなったり、「気が合うな」と思ったりするものです。
コミュニティーが変われば、そこでよく使われる言葉があるはずです。それを意識して使うようにしましょう。
例えば、IT企業では、「エビデンスは?」と言うことがあります。
証拠は?という意味ですが、業界ごとにも使われる単語の違いがありますので、事前に調べておくのも手かもしれません。
おわりに
言葉は最大のコミュニケーションツールです。言葉を巧みに使うことで、仲良くなりたい人と手っ取り早く仲良くなれるということが分かりましたね。
4月は出会いも多い時期。ぜひ使ってみてください。
(いい女bot/ハウコレ)
(横田 彩夏/モデル)
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(柳内 良仁/カメラマン)