コミュ力が高くて、女子とも同性のように上手に話せる男子もいますが、逆に女子に対していじわるだったり、冷たくしたりしかできない男子もたくさんいます。
むしろ、一部のモテる男子をのぞいて多くがこんな感じなんじゃないでしょうか。
そんな彼らは、精一杯コミュニケーションを取ろうとしていても、恥ずかしさからつい失礼でデリカシーのない発言をしてしまいがち。
みなさんは、それに対して怒らず、「私と話したいんだ……」と察してあげる必要があります。
今回は、元No.1キャバ嬢のナナミ・ブルボンヌさんに「男子がコミュニケーションのつもりで女子にする失礼な発言」について聞いてみました。
1.「太った?」
「圧倒的な第一位は、これでしょう。『あれ、太った?』、『だいぶ太ったんじゃないの?』なんて、ニヤニヤしながら何の気なしに聞いてくるのが男子です。最低ですよね。
しかし、その言葉とは裏腹に、男子がこのセリフを使うのは好意を持っている女子に対してだけなんです」
男子は小学生のころから、好きな女子にいじわるを言う習性がついているんです。だから、「痩せたね」って褒め言葉じゃなくて、「太った?」と言ってしまうんです。
こっちが「やめてよー」と怒っても、「いじられて喜んでる!」と勘違いするので更にウザいんですが、好意はきちんとわかってあげましょう。
2.「前の髪型のがいいのに……」
「もう一つ男性がイジリやすいのは、女子の髪型。とくに、『あれ髪切った? 前のほうがよくない?』というのが多いですね」
これは、本当は単純に「髪切ったね。気づいてるよ」ということを伝えたいだけなんだそうです。
でも、それだけだと恥ずかしいから「前のほうがよかった」と余計な一言をつけてしまう。そうじゃなくて、「前よりいいじゃん」ってなんで言えないんでしょうかね……。
3.「馬鹿(笑)?」
「男の人は女子を小馬鹿にして、プンプンしているのを見るのが大好き。プライドが高かったり、能力のある女子にはキツイですよね……」
こんなことを、全然賢くない男子に言われると「お前に言われたくねーよ!」とキレそうになるけど、そこはなんとか我慢です。
相手が本当に伝えたいのは、そこじゃありませんから。
4.「化粧濃いね」
「化粧だって容赦なくイジってきます。よくあるのが『濃くない?』ですが、これは基本的には、恥ずかしさから来る『綺麗じゃん』の裏返しだと思ってOKです」
ただし例外として、彼氏が彼女に言う「濃くない?」は、本当に濃いと思っている可能性が高いので注意が必要とのこと。恥ずかしがって本音を隠す必要がありませんからね。
5.「ぺちゃぱいー」
「本当にありえないですが、女子のおっぱいをいじるのを(もちろん手じゃなくて言葉でです笑)面白いと思っているセクハラ男子はじっさいいます。
こういう男子が、将来セクハラおやじになるんですね」
さすがにここまで言われたら、「好意の裏返しだもんね……」って思うだけじゃ飲み込めませんよね……。さすがに怒っていいかも?
おわりに
どうでしたか?
男子からのアプローチは、ちょっと理解しにくいというか、わかりにくいこともあると思います。
とくに普段から同性とも、「馬鹿!」とか、親しみを込めた「悪口」でコミュニケーションを取ろうとするタイプの男子からの発言は、その真意を汲んであげる努力が必要かも。
(遣水あかり/ハウコレ)