よく素直な人はモテると言いますよね。自分も素直な人になりたいと思うものの、素直な人になるにはどうしたらいいかわからないという人は多いです。
素直な人には2つある
実は、素直な人には2つのパターンがあります。同じ素直な人でも、周りに愛される人もいれば、逆に嫌われてしまう人もいるのです。自分が素直な人になりたいときは、愛される方を目指す必要があります。
2つの素直な人にどんな違いがあるのか把握して、周りに嫌われないようにしましょう。
嫌われる素直な人(デリカシーのないタイプ)
嫌われる素直な人は、デリカシーがなくて思いやりがないタイプです。
確かに素直で自分に正直なのですが、思っていることをなんでも口に出してしまうので、嫌いだとか、鬱陶しいなどと思われてしまいます。
なんでも口に出せばいいというわけではないのです。内容によっては相手が傷ついたり、ものすごく不快に感じたりします。そういったリスクを考えずに軽率な言動をしてしまうため、周りにどんどん嫌われていくのです。
愛される素直な人(気持ちを伝えるのがうまいタイプ)
愛される素直な人は、自分の気持ちを伝えるのが上手です。
「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情を素直に伝えることができます。これは見ていて気持ちがいいものです。また、素直な気持ちで涙する姿を見て、かわいいと思うこともあるでしょう。
そのため、周りの人は見ていて楽しいとか、尽くしたくなるといった気持ちになって素直な人をかわいがります。周りに愛されて大事にされるのはこのタイプです。
素直な人の長所はコレ!愛される6つの特徴
ここでは、素直な人の長所をご紹介します。どれも見習うべき特徴ですから、自分にないと感じることがあったら、すぐにでも取り入れるようにしてください。男性に好かれることにもつながる特徴ですよ。
1.「ありがとう」をすぐに言える
素直な人は「ありがとう」とすぐに言えます。心から感謝しており、その気持ちを素直に伝えることができるのです。してあげた側はありがとうと言われると気分がよくなりますし、またなにかしてあげたくなります。よい循環が生まれるわけです。
素直な人はなにかしてもらって当たり前と思いません。感謝すべきだと思っていますし、自然と感謝する姿勢ができています。感謝しているけど恥ずかしくて口にはできないということもありませんから、周りとスムーズな人間関係を築けるのです。
2.「ごめん」がすぐに言える
素直な人は、自分が悪いと思ったらすぐに謝ることができます。
意地っ張りになって全然謝れないとか、開き直るといったことがないので、すぐに謝って関係を維持できるわけです。
逆に意地っ張りな人は、自分から謝ることができません。喧嘩したらそのままこじれて関係が終わってしまうこともよくあり、周りに嫌われることも多いです。余計な衝突が増えて仕事などに支障が出ることもあります。
素直な人は問題が起きても素直な気持ちで対処できます。すぐに問題解決し、むしろ以前よりも関係が強固になることもあるくらいです。
3.人の話を素直に聞く
素直な人は人の話を素直に聞きます。素直人は「聞く姿勢」ができているので、他人の言うことに耳を傾けることができるのです。変なプライドもありませんし、いいなと思ったらすぐに取り入れることができます。
この柔軟な姿勢と吸収力の高さは、素直な人の武器と言っても過言ではありません。
最初は不出来でも、短期間でどんどん成長するのが素直な人です。よく言うことを聞くので、年上にもかわいがられます。
4.よく笑う
素直な人はよく笑います。元々、喜怒哀楽が出るからというのもありますが、素直に楽しいという気持ちを表現できるのです。単純でわかりやすい性格をしているとも言えるでしょう。
笑顔は人の好感度を上げますし、自分自身がさらに楽しくなる効果があります。自分も周りもハッピーになり、さらに関係性がよくなっていくのです。
5.喜怒哀楽がわかりやすい
素直な人は、喜怒哀楽がハッキリしていて、とてもわかりやすいです。このわかりやすいというのがポイントで、周りからすれば安心して関わることができます。
人が恐れるのは、なにを考えているのかわからない人です。裏でどう思っているかわかりませんし、いつまでも相手を理解できないので心が落ち着きません。対して素直な人はわかりやすいため、関わっていて不安になりません。もっと関わりたくなります。
感情のわかりやすさから人を安心させて惹きつけるのが、素直な人の特徴なのです。
6.嘘をつけない
素直な人は嘘をつくのが苦手です。これは当然のことで、自分の気持ちに素直で表情がわかりやすいわけですから、嘘をついてもバレてしまいます。本人に抵抗があるうえに嘘が下手なのですから、嘘をつけないのもうなずけるでしょう。
嘘をつけないのは正直であることに繋がります。周りからの信頼されやすいので、人間関係が良好になりやすいです。
素直な人の短所はコレ!残念な3つの特徴
素直な人も完ぺきではなく、残念な特徴もあります。とくに嫌われるタイプの素直な人は、残念だと思われることが多いです。どんな特徴があるのか見ていきましょう。
1.思ったことを全部口に出す
素直な人は、思ったことを全部口に出してしまいます。余計なことを口走ることもあり、周りから残念だと思われることもあるのです。
普段ならまだしも、ビジネスの場においては素直なことが裏目に出ることもあります。不必要な情報を出してしまうこともあり、素直なせいで失敗することもあるのです。
また、彼氏が気にしていることをサラッと言ってしまうこともあるでしょう。自分では冗談のつもりで軽く思ったことを言っても、相手が傷つくということはよくあります。
2.子どもっぽい
素直で表情豊かなのはいいことですが、子どもっぽくて幼い印象を与えてしまいます。若いうちならいいですが、社会人になってからは年に合わないと思われることが増えるでしょう。
また、大人ぽい女性が好きな男性からは好かれにくくなるなど、恋愛でも意外とデメリットがあります。
3.人を信じすぎて騙される
素直な態度で人を信じるのはいいのですが、人を信じすぎて騙されることがあります。
周りもよい人だけならなにも問題ありません。きっと良好な関係を築いて楽しく過ごすのでしょう。
しかし、周りに悪意がある人がいると、素直な人は簡単に利用されてしまいます。警戒心が少ないため、騙されて損をすることがあるのです。
素直な人が恋愛で得する理由
基本的には、素直な人は恋愛で得をします。いったいどのような得があるのか気になりますよね。ここでは4つの得をまとめましたので、参考にしてください。
「脈あり」と思われやすい
男性が女性にアプローチするときに気にするのが、脈ありかどうかということです。振られたくない、迷惑かけたくないといった気持ちがあるので、脈なしだと引くことも多いです。
実は、彼のことが好きなのに、自分がいい態度をとらなかったせいで、相手が勝手に勘違いして引くことがあるのです。
素直な人は、そのようなすれ違いがありません。嬉しいことは嬉しいと言えますし、自然と笑顔になれます。男性が「これは脈ありだ」と思ってグイグイ来るので、自然と仲良くなれます。
気持ちがわかりやすく男性もアタックしやすい
前項とも関連しますが、気持ちがわかりやすいので男性がアタックしやすいです。素直な人がなにを望んでなにを嫌うのかわかりやすいからです。
素直な人にとっても、男性が自分が好きなことばかりしてくれて、嫌なことはすぐにやめてくれるので嬉しいでしょう。素直な人がわかりやすいのは、お互いにとって得があります。
本音を話しあえるから仲が深まる
人間は、自分のことを話すと好感度が上がります。また、逆に相手の深い話を聞いても好感度が上がりやすい特徴があります。
素直な人は自分に素直で本音を言える人です。男性とも本音で語り合えるので、自然とお互いの好感度が高まり、仲が深まります。
仲はいいけど全然深い仲になれない……ということがないので、恋愛に発展しやすいのです。
ケンカしても早く仲直りできる
素直な人も完ぺきではありませんから、ときにはケンカすることもあります。しかし、素直な人は変に意地を張ることがないため、すぐに仲直りできます。自分の気持ちを伝えられることが大きいのです。
男性も、素直な人が何を考えていて、何を望んでいるのかわかるため、修正や反省をしやすいのです。
素直な人が仕事で得する理由
素直な人は恋愛だけではなく、仕事でも得をします。どんな得をするのか見ていきましょう。
教えがいがある
自分の言うことを素直に聞いて、どんどん伸びる人がいたら、教えていて楽しくなりますよね?素直な人は相手の言うことをきちんと聞くので、教える側に教えがいがあります。
もっと教えたくなりますし、なにかと目をかけたくなるでしょう。教える側は気分がよくなり、素直な人はたくさん学べて仕事ができるようになるという相互のメリットがあるわけです。
アドバイスで伸びる
素直な人は人からのアドバイスを素直に聞くことができるためどんどん伸びます。
前述したように教える側は気持ちがいいですし、素直な人の方も、自分の能力をある意味楽に伸ばせるメリットがあります。
吸収して伸びる楽しさを味わえるため、自信がついてもっと仕事を頑張れるようになるのです。
コミュニケーションがとりやすい
素直な人は感情がわかりやすいですし、言うこともちゃんと聞きます。そのため、コミュニケーションがとりやすいというメリットがあります。
仕事においてコミュニケーションは大事で、コミュニケーションがとれるかどうかが、パフォーマンスに大きく影響するのです。素直な人がいることは、自分だけではなく、チーム全体にもいい影響が出ます。
素直な人になるのが難しい理由
素直な人になりたいなと思っていても、なかなか素直になるのって難しいですよね。どうして素直になるのが難しいか、考えたことはありますか?素直な人になるには、自分の気持ちを把握するのが大事です。
自分の心理や思い込みを改善して、素直な人に近づきましょう。
自分のプライドが高い
プライドが高いのが邪魔をして素直になれないという理由です。素直な人は子どもぽくて嫌だと思っているとか、素直に人の言うことを聞くのは自分が下みたいで嫌だなどと思っているわけですね。
また、自分は素直な人になる側ではなく、そういう人を使う側だと思っているので素直な人になれないという理由もあります。素直な人が羨ましい一方で見下す気持ちもあるので、素直な人になれません。
素直を振りかざす無神経な人が苦手
素直な人は無神経でわがままという意識があるためなれないという理由です。
しかし、そのような素直な人の悪いところは見習わなければいいだけです。素直な人のいいところだけ取り入れて素直になればいいだけの話ですから、思い込みをなくしましょう。
自分の気持ちと向き合うのが苦手
自分の気持ちと向き合うのが苦手なため、素直な人になれない人もいます。そもそも自分でも自分の気持ちがよくわかっていないので、素直になりようがないと感じています。
このタイプの人は、日頃から自分の感情の変化に気をつけるようにして、記録をつけるのをおすすめします。自分もいろんなことを感じているんだと思えば、段々と素直になっていくでしょう。
傷つくのも傷つけるのも嫌
素直な自分を出して他人に傷つけられるのは嫌だし、素直な自分のせいで他人が傷つくのも嫌だという心理です。素の自分を出すことによって、心の深いところで傷つけあうことになるのを避けたいと思っています。
しかしながら、本音をどれだけ隠しても、ときには相手を傷つけてしまうものです。
素直でもいまの状態でも、常にそのリスクはつきまといます。そう考えると、素直さで得られるメリットを思えば、素直になるのも案外悪くないと感じるようになりますよ。
自分を出すのが苦手な人が素直になる3つの方法
自分を出すのが苦手な人のために、素直になる3つの方法をご紹介します。周りに愛される素直な人になるには、ポジティブな感情を出すことが大事なんです。
1.「ありがとう」を口癖にする(細かいことでも伝える)
まず「ありがとう」を口癖にしてください。些細なこともお礼を言うようにして、感謝の気持ちを言葉にするのを習慣にするのです。ありがとうは比較的言いやすいですから、自分を出せない人でも言えるようになりやすいです。
ありがとうが言えるようになったら、嬉しいとか楽しいといった言葉も言えるようにステップアップしてください。
2.相手の変化に気づいたら伝えて褒める
相手の変化に気づいたら、言葉にして褒めるようにしましょう。最初は悪いことではなく、いいところを褒めるだけにした方がいいですよね。
こうすることで自分が感じたことを言葉にできるようになりますし、自然と相手のいいところに目が向くようになります。相手もいいところを褒められたら悪い気はしませんから、人間関係がよくなるきっかけにもなります。
3.「○○なところ好き」など言えることから伝える
恋人に対しては「〇〇なところが好き」と言って、具体的に好きなところを褒めるようにしてみてください。恋人のどんなところが好きか考えて、その気持ちを伝えるのです。
恥ずかしいなら好きではなく「〇〇なところいいよね」という言い方でも構いません。
とにかく自分が思っていることを口にするように心がけるのが大事です。慣れたら好きと言うようにして、彼ともっとラブラブになっちゃってください。
まとめ~素直になるのはコミュニケーション能力アップに直結する!~
素直な人の特徴は、人と円滑なコミュニケーションをとるためのヒントがたくさん詰まっています。素直な行動は、自分が伸びるきっかけにもなります。
素直な人になりたい、もっとみんなと仲良くなりたいという人は、今回の内容を生かして、いろいろ行動してみましょう。
きっと周りとうまくいくようになり、自然と笑えるようになりますよ。少しずつでいいので行動してみてくださいね。(drkun/ライター)
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