結婚を直前に控えた女性へ
<結婚を考えはじめた女(あなた)へ/ぐっどうぃる博士>
有名恋愛カウンセラーのぐっどうぃる博士。きっと、名前だけでも聞いたことがあるはずではないでしょうか?そんなぐっどうぃる博士が、結婚を視野に入れ始めた女性のためにおくる一冊。
男の本音や、女性観から恋愛観。結婚にまつわる“理想”と“現実”をすべて教えてくれます。もちろん、結婚なんてまだ先の話という女性も読んで損はありません。女友達に恋愛相談するよりも役立つかもしれませんね。結婚後に、「こんなはずじゃなかったのに!」と悩みを持ったり後悔したりしないためにも、ぜひ、読んでおいてみてはいかがでしょうか?
追いかける恋愛に疲れた女性へ
<Love Bitch!/シェリー・アーゴフ>
“ビッチ”と聞くと、男性に媚を売って、誰とでも寝ちゃって、性悪な女を思い浮かべますよね。でも、この本の中で“ビッチ”とは、つねに強さと自尊心を持ち、自分の価値に合わせて行動をして信念を貫く女性のことを表す言葉なのです。
「恋活や恋愛で頑張りすぎて、いつも最後には疲れてしまう…。」という女性が、追いかける女から、追いかけられる女(ビッチな女)になるために読んでおきたい一冊。男を追いかけず、人生を諦めず、妥協なんて絶対にしない。でも、女性らしい、弱くて可憐な部分も忘れない。そんな“ビッチ”として生きるために読んでおきたい一冊です。
恋愛も仕事も頑張る女性へ
<ラブソファに、ひとり/石田衣良>
“女、独身、35歳。25年ローンでマンションを買ったものの、本当に欲しかったものは別だと気づき…”
「池袋ウエストゲートパーク」で新人賞を受賞しデビューした、石田衣良さんの短編小説集。「小説の中だけでしょ?現実ではありえないよ~」なんて思いながらも、読み終わったあと、なぜか、無性に恋がしたくなる。恋愛も仕事も妥協することなく頑張る女性にオススメの短編集です。
切ない別れを経験した女性へ
<ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー/山田詠美>
初恋の終わりも、旅立ちの日も、ケンカ別れも、死に別れも。決して、綺麗な別れではなかったかもしれないけど、ふとした瞬間に、昔の恋人を思い出すことってありますよね。
Amyこと、山田詠美さんが繰り広げる8つの物語は、切ないソウル・ミュージックの中で描かれる男女の姿。読み進めるごとに、きっと、出会いも別れもあって良かったと、前向きにとらえることができる一冊。第97回、直木賞受賞作品。
浮気を経験した女性へ
<吉高由里子 UWAKI/吉高由里子>
ドラマや映画、CMで大活躍の吉高由里子さんが浮気について徹底的に考えた一冊!誰しも、気持ちがふらつくことはあるはず。でも、浮気は許されないこと。…というよりも、そもそも、浮気っていったい何?浮気の定義って?リリー・フランキーさんとの対談も収録されているので、男性目線×女性目線から浮気を知ることができるかも。みんなが悩む浮気の問題。ちょっとした出来心で浮気をしてしまった女性も、浮気をされて傷心真っ最中の女性も、一度、浮気について考えてみては?
体だけの関係を続けている女性へ
<空とシュウ/LiLy>
16歳のとき、初めて体の関係を持った相手と、26歳になった今も関係を切れずにいる。ちょっと衝撃的な内容でありながらも、女性にしかわからない、言葉ではうまく表現できない感情がすべて詰まった一冊。
男性は気持ちと体を切り離せる生き物だというけど、じゃあ、女性は?体の関係を持っているからといって、絶対に愛があるわけでもない。でも、男性にはない感情があるから、この関係を切れないでいる。曖昧な関係に悩んでいる女性は、ぜひ、恋愛相談代わりにひとりでゆっくり読んでみてください。
モテるって何?女って何?と考えている女性へ
<女子をこじらせて/雨宮まみ>
非モテ女子、こじらせ女子と呼ばれ、女子力検定失格の烙印を押され、女というだけで生きづらさを感じている。そんな悩み多き少女時代を過ごした雨宮まみさんが選んだのは、なぜか、“職業・AVライター”という道。笑いあり、涙ありとは、まさにこういうことを言うのだなと思える、雨宮さんの半生記。
「どうせ、何をしてもモテないから」「女性として見られることなんてないから」と、ちょっとネガティブになりかけている女性は今すぐ読んでみるべき。きっと、女性としての生き方が変わってくるはず。
終わりに
今回紹介した本は、きっと、あなたの背中を押してくれる一冊になると思います。でも、あくまでも、恋愛でとことん悩んでいるあなたに、ちょっとした勇気をくれるだけ。最後にどんな結果を出すかは、自分次第ということも、お忘れなく。