明るくオープンな性格でみんなの人気者なのに、なぜかカレシができない女性ってときどきいますよね。そうかと思えば、あまりモテそうには見えないネクラ女子に、意外とカレシ持ちが多いな~と思うことはありませんか? 実はそれには、心理学的理由があるのです。
1.ふたりきりの世界を築く
恋愛関係になるには、ふたりきりの世界を築かなくてはなりません。いくら話が弾み、気が合っても誰にでも話せるような内容しか話していなければ、恋愛関係に発展するのは難しいでしょう。
外の世界をシャットアウトしてふたりだけの世界を築くことで、親密度は増します。これを心理学用語でクロージング効果と言います。実は明るくオープンな性格の女性は、これが苦手であるケースが多いのです。対してネクラ女子はこれが得意。友達が少なければ、自然と親しくなった数少ない相手にだけ悩みを打ち明けたり、夢を語ったりすることになります。ネクラ女子にカレシ持ちが多い大きな理由の1つだと思います。
2.自然と男性を立てる
友達や人脈が多いことにプライドを持っている男性はとても多いです。カノジョのほうが自分より知り合いが多いことや、関わっている世界が広いことを嫌がる男性はけっこういます。だから明るくて人気者の女性に好感を持ちながらも、カノジョにするのはためらってしまうということもあるよう。
その点ネクラ女子は、人付き合いという分野では意図せず男性を立てることができます。男のプライドを脅かすことなく、いつでも自分の目の届くところにいてくれる女性を好む男性は少なくないはずです。
3.「こいつを守れるのはオレだけだ」と思わせる
明るくて活発な女性は、ひとりで何でも解決できそうに見えたり、相談に乗ってくれる人が周りにたくさんいるように見えたりします。
よくマンガやドラマで、気丈なヒロインが「お前はオレがいなくてもやっていけるだろ」とフラれているシーンを見かけますが、実際にもよくある話。「こいつを守れるのはオレだけだ」という気持ちは、男性にとって恋愛感情を保つのにとても重要なのだとか。人に心を開くのが苦手であったり、悩みやすい性格であったりするネクラ女子は、男性にそんな気持ちを芽生えさせることが上手なのです。
4.カレの繊細な部分を愛す
10代や20代の男性は、自分のまじめなところや、繊細な部分を人に見せるのをイヤがります。カノジョにすら格好をつけてしまって、素の自分を見せられないという人もけっこういるそう。いつもオシャレなイマドキの女性や、ハイテンションの女性の前では、なおさら見栄を張りたくなるという男性は多いでしょう。
しかしネクラ女子は、男性の繊細な部分にこそ共感し、そこを好きだというケースが多いです。素の自分を愛してくれる女性に癒されるのは当然なのかもしれません。
おわりに
人にはそれぞれいいところがあるということですね。女性の目から見ると良さがわからなくても、男性からするといい女っているのです。カレシがほしいなら、1つくらい真似てみるといいかもしれません。(愛子/ライター)