■自分の価値を過信している
「この前参加した合コンで、20代の子たちに混じってあきらかにひとりだけ年を取った女性がいた。若い頃は相当モテたんだろうなという美人系。傍からみたら引きたて役なんだけど本人は気付いてない。可愛いことにあぐらをかいていたからか、自分の価値を過信しすぎているんじゃないかなと…」(30代/広告)
若い頃は、顔面ボーナスでちやほやされ、デートに誘われることもいっぱい。男性からアプローチがくるのが当たり前だったために、自分の価値を過信しすぎてしまっている人。年齢を重ねたことでそのルックスが衰えてきたことに気づいていないので、ほかに自分の魅力を育てることもないまま「私はイケる」と勘違いした残念美人になってしまいます。冷静に自分を客観視できていないため、恋愛における市場価値を見誤った「イタイ存在」でもあります。
■コミュニケーション能力がない
「美人だと思って憧れていた職場の先輩を、食事に誘ったけど全然楽しくなかった。基本、受身なので会話もこっちが話すのを待つ感じ。気を使ったからかすげー疲れた。何もしなくても男が楽しませてくれてたんだろうなぁ…。美人でも疲れるから無理だと思った」(20代/IT)
男性に楽しませてもらった経験しかない美人は、男性を楽しませるコミュニケーションスキルを磨かないまま歳を重ねます。なにも考えなくても男性がよってきて楽しい気持ちにさせてもらっていたため、自身は受身でいることしかなかったのです。そのため、自分の言葉や考えを主張できず、歳を重ねるごとにつまらないオバサンになってしまいます。
■目だけが肥えている
「ブランドものとか知ってるし、グルメだと自負している会社の先輩。へたに目が肥えているから、そこらへんの居酒屋とかに連れて行っても満足してもらえない。しかも、基本的に奢ってもらうものだと思っているから、こっちの財布がつらい…。これは付き合えないと思いました」(30代/医療)
高価なものをプレゼントされたり、有名なお店に連れて行ってもらったりといった経験から、何かと目の肥えている美人。いい思いをしているぶん、目線もシビアです。自分で買うという発想はなく、男性に奢ってもらうのが当たり前なうえに高水準のものを求めるので、男性からしてみればただひたすらにお金がかかる面倒な女性です。
■プライドがやたらと高い
「職場の美人な先輩は、プライドが高くて年齢について触れるのはタブーになっている。若かったころの自慢話や、こんな芸能人と友達だとか話していて、とにかくプライドが高い!一緒にいると疲れます」(20代/不動産)
若い頃の栄光をもったまま、プライドだけが高くなってしまう美人。自分の年齢をとって「もうオバサンだから…」と自虐したり、「最近では全然そういうのないけどね」などと笑いをとったりすることもないので、ただただ周囲に気を使わせます。それも元は、年齢を重ねたことを自分で認められないからでしょう。年齢とともに成長できていれば、そんな風にはならないはず。ただプライドが高いだけの元美人は、地雷以外の何物でもないのです。
おわりに
どんなにルックスがよくても、頭が足りないと残念美人になる。それは、歳を重ねるごとに顕著になっていくもの。美しさにあぐらをかかず、自分の内面を磨くようにすることで、憧れられるような女性になれるでしょう。(小林リズム/ライター)