ちょっとしたヤキモチなら可愛いものですが、行動を制限されるレベルの束縛は嫌ですよね。
しかし、他人から見れば「そんな人とは別れたほうがいいよ…」と思うような束縛彼氏でも、付き合っているうちに感覚が麻痺してしまい、結果として自分の首をしめることにもなりかねません。
束縛彼氏の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。今回、20代の独身女性に束縛彼氏の体験談について聞きました。
1. FacebookなどのSNSは退会させる
「地元の友達がFacebook経由で飲み会の連絡を取り合っているので、私も登録して使っていました。それを同棲中の彼氏に見つかってしまい、こんなもの退会しろ!ときつく言われてしまったのでやむなく退会しました」(26歳/ 女性/販売)
同棲していると相手の使っているパソコンやスマホなどを見やすい環境になってしまうので、注意が必要ですね。
パスワードをかけておき、絶対に教えないなどの対策が必要でしょう。
相手のプライバシーに踏み込みすぎる関係は良い関係とは言えないですよね。
2.男のアドレスは消させる
「私の携帯のアドレスを勝手に見て、男のアドレスは全部消してと言われました。その場で消去させられて、ちゃんと消したかのチェックまでされました」(25歳/女性/一般事務)
相手を自分の思うままに操りたいタイプの男性のようですね。こういうタイプの男性は、周りに流されやすい、自分を持っていない女性、つまりはコントロールしやすい女性を嗅ぎ分けるのが上手いというのも特徴のひとつなので注意が必要です。
しっかりした女性の場合、携帯のアドレスを勝手に見たという時点でケンカになりそうですもんね。
3.指輪をつけさせる
「職場の先輩は、彼女とはペアリングをつけるそうですが、それは彼女を縛っておく意味合いでつけさせると言っていました。
たしかに、薬指に指輪をしている女性を誘おうと思う男はあまりいないですし」(28歳/男性/IT関連)
束縛のために指輪をつけさせるというのは怖いですね。2人の愛の証しというよりは、縛っておくための道具ということでしょうか。
この手のタイプは、彼女には甘い言葉を使って指輪をプレゼントしたりするので騙されてしまう女性もいるでしょう。
4.地味な服装にさせる
「職場に派手なギャルがいたのですが、急に黒髪にして、服も長ズボンに部屋着みたいなダサいトップスを着てくるようになりました。
あまりの変化にどうしたのか聞いてみたところ、クローゼットにあった派手な服を彼氏に全部捨てられて、代わりに地味な服を着るようにとプレゼントされたらしいです。
以前は付けまつげ、カラコンだったのにメイクも全くしなくなったのでビックリしました」(29歳/女性/経理)
外見の変化も、きれいになる、かわいくなるなど良い方向に変わるのならいいのですが、あまりにも別人のように変わってしまったら周囲は驚いてしまいます。
精神的に搾取されていないかちょっと心配になってしまいますよね。
5.友達との飲み会でも30分おきに電話がかかってくる
「友達との飲み会なのに、30分おきに彼氏から電話がかかってきます。男の子が騒いでる声が聞こえると、早く家帰れよ!と、うるさく言ってくるのであまり長居ができません。
そのせいで、友達からは最近あまり誘われなくなりました」(21歳/女性/学生)
友達から離そうとするのは束縛彼氏の共通点です。友達との時間まで奪おうとするのはいかがなものかと思いますね。
エスカレートしていくと、当然頼れる相手、一緒にいられる相手は彼氏だけになっていくので、そのまま共依存のような状態になってしまいそう。毅然とした態度が必要です。
おわりに
マゾヒストの方の場合、上記のようなサディストの男性でないとダメということもあるかもしれません。
しかし、多くのノーマルな女性は、危険な束縛彼氏には気を付けて恋人探しをしてくださいね。参考にしてみてはいかがでしょうか?
(有沢未紅/ハウコレ)